TOPICS
最新のTOPICS
夏剛先生の最終講義を実施
2020年1月14日、今年度で定年退職を迎える夏剛教授による退職記念講義が実施された。
夏教授は、立命館大学国際関係学部に着任後、日中比較文学, 日中比較文化を研究テーマに、中国語や東アジア文化関係論などを担当されてきた。
退職記念講義において夏教授は、中国で「文化大革命」などの苦難を乗り越え、日中比較研究者になった道程を振り返り、「頑張リズム・粘リズム、踏ん張リズム」を唱え、「運を引き寄せ、運を生かす」、「大きな機会を逃がさない」「学生時代に万全の基礎学力を備える」等の研究や教育の経験に基づいたメッセージを語り、多くの共感を呼んだ。
夏教授は、特任教授として次年度以降も国際関係学部・研究科において指導を担当する。
ゲスト講義(大田英明ゼミ)
ゲスト講義(社会学)
ゲスト講義(専門演習:南川ー徳永ゼミ)
ゲストスピーカー:現代思想論(CHEUNG YUKMAN准教授)
福嶋氏は、ウルトラマン、そして三国志と三国演義を通して、日本文化と中華文明のありかたを紹介して頂き、中国文明と西洋近代文明が「国際関係」をどうとらえるか、話して頂いた。
SPECIAL LECTURE: GENDER MAINSTREAMING IN UNPKO & HUMANITARIAN DEVELOPMENT
混迷するニカラグアの現状と、人道支援・開発の問題点を、教育・ジェンダーの
視点より解説を頂き、ニカラグアにおける人道支援、平和構築、開発のあり方を
を学生に問いかけ、討論を行った。また、現場での他の国際NGOや海外の団体等異なるアク
ターと、どのように実際働しているかについて、現場経験者ならではの葛藤など貴重な生の
声を学生に伝えて頂いた。現副大統領が現大統領の妻であることから始まり、ベネズエラと
の強いつながり、年金改革の断行による国民の抵抗・生活困窮について、最新の分析情報を提供をして頂いた。国連の役割や日本のODAについても、学生との意見交換を始めとした討論が教室内で繰り広げられた。(講義は英語で実施されました)
日本外交の最前線を知る:外務省より4名の幹部が来校、外交講座を開催
2019年11月から12月、立命館大学衣笠キャンパスにおいて、外務省幹部級職員による連続講座が開催されました。各回「アフリカ外交、TICAD7」、「日イラン関係を含む中東外交」「東南アジア外交」、「我が国の経済連携協定・投資協定」をテーマに、関連部門の課長、調整官が、日本の外交上の課題や取り組みについて講義・解説を実施し、学生との意見交換を実施しました。各回とも外交官としての豊富な経験をもとにしたエピソードを交えて、現在の世界の国際情勢において極めて重要なテーマについて、わかりやすく解説が行われ、グローバル化する国際社会に羽ばたく学生へのメッセージが送られました。
講座では、コーディネーターを薮中三十二客員教授(元外務次官)が務め、内容について補足説明や意見交換が行われるとともに、参加学生をまじえて、日本外交の方針や外務省でのキャリアなどについてさらなる質疑、意見交換が行われました。
立命館大学では、キャリアセンター、教学部、2018年度より国際公務プログラムを新設した国際関係学部等の各学部が連携して、外務省、国際機関、国際協力機関等の国際公務への挑戦を支援しており、例年、外務省、JICA, JETRO等に卒業・修了生を輩出しています。
<ゲスト講師(テーマ)>
12月4日 浪岡⼤介
アフリカ部アフリカ第⼆課⻑(アフリカ外交、TICAD7)
12月11日 ⽯川勝利
中東アフリカ局中東第⼆課地域調整官(⽇イラン関係を含む中東外交)
12月18日 竹山健一
南部アジア部南東アジア第二課地域調整官(東南アジア外交)
12月18日 田坂拓郎
経済局経済連携課長 (我が国の経済連携協定・投資協定)