NEWS of AJI(アジア・日本研究所)
2026年6月15日発行
立命館大学アジア・日本研究所のニューズレター、第19号をお届けします。
目次
1. 国際ワークショップ “Creative Systems in Asia: Country Findings and Comparative Perspectives”を開催しました
2. AJI Bookシリーズ新刊を刊行しました
3. AJIグローバル・シンポジウム2026 ビデオクリップを公開しました
4. 研究者エッセイシリーズ『アジアと日本 食と味覚の旅』更新中
5. 周 瑋生教授編著の『Decarbonization Policy Engineering: Energy Transition and Regional Cooperation in East Asia』(Springer Nature, 2026)が刊行されました
6. 『AJI Journal』第7号の優秀論文賞が決定、賞の授与式を行いました
7. 第88回、89回AJI研究最前線セミナーを開催しました
《所長より》
梅雨の気配が日ごとに深まり、木々の緑もいっそう鮮やかさを増す季節となりました。2026年も折り返しを迎えようとしております。
本年度が始まってから約2カ月が経過し、研究所では新たなメンバーを迎えながら、各研究プロジェクトを着実に推進してまいりました。
また、この春には数名の若手のメンバーが新たな環境へと活躍の場を広げることになり、それぞれの分野における今後のさらなる飛躍が期待されております。
これから迎える夏に向け、研究所としても一層活発に活動を展開してまいります。
今後とも、研究所の取り組みに温かいご支援とご厚情を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
1. 国際ワークショップ “Creative Systems in Asia: Country Findings and Comparative Perspectives”を開催しました
2026年3月5日(木)13:00~17:30、国際ワークショップを開催しました。
アジア・日本研究推進プログラム「創造的キャリアの未来を形成する:アジアにおけるCCI人材の比較分析と大学の役割」(リーダー:大山真司教授)では、アジア各国における比較研究の結果を発表し、クリエイティブなキャリア構造を検証しました。
国レベルの分析にとどまらず、地域横断的な解釈へと議論を進め、後半では、クリエイティブなキャリア形成における大学の役割など自由な議論を行いました。
開催レポート:(英語)
https://en.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=941
2. AJI Bookシリーズ新刊を刊行しました
2026年3月、新たにAJI Bookシリーズ新刊を刊行しました。各著作については以下のリンクからお読みください。
Thanh Tam HO ed.
Sustainable Agriculture and Rural Development in the Era of Climate Change: Asian Perspectives
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=686903
3. AJIグローバル・シンポジウム2026 ビデオクリップを公開しました
2026年2月11日(水)に開催されたAJIグローバル・シンポジウム2026「立命館発 これからの価値共創と私たちの羅針盤:アジア・日本研究からの発信」について、AJIではビデオクリップを作成し、YouTube上で公開しています。当日のイベントの様子を凝縮して伝える内容となっておりますので、是非ご覧ください。ビデオクリップはこちらからご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=EoWLbuXNd0U&t=5s
開催レポートはこちら:
https://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=924
4. 研究者エッセイシリーズ『アジアと日本 食と味覚の旅』更新中
2025年10月から、研究所HPで公開する『アジアと日本 食と味覚の旅』を連載しています。これまで複数の研究者の方に各地域の食と現地の生活と文化のあり方について執筆していただきました。是非、『アジアと日本 食と味覚の旅』をご愛読ください。
https://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/publication/essay1/vol3/number15/
5.周 瑋生教授編著の『Decarbonization Policy Engineering: Energy Transition and Regional Cooperation in East Asia』(Springer Nature, 2026)が刊行されました
2026年3月、周 瑋生教授(立命館大学特任教授(名誉教授)/アジア・日本研究所運営委員)の編著『Decarbonization Policy Engineering: Energy Transition and Regional Cooperation in East Asia』が、Springer Natureより刊行されました。
周教授は、AJIのアジア・日本研究推進プログラム「東アジアのグリーンリカバリーと炭素中立の実現に関する研究」(2022–2024年度、共創領域)のプロジェクト・リーダーを務め、今回の著書は、同プロジェクトの成果物となります。本プロジェクトと深く関わる研究成果がこのような形で世界に発信されることは、研究所のメンバーにとっても大きな刺激となります。
本書の刊行情報を研究所HPに掲載しています。ご関心をお持ちの方は是非ご一読ください。
https://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=936
6. 『AJI Journal』第7号の優秀論文賞が決定、賞の授与式を行いました
アジア日本研究所では、2026年3月にオンラインでAJIジャーナル第7巻の最優秀論文賞授賞式を開催し、受賞者それぞれに記念プレートと賞状が授与されました。
受賞者およびその記事のタイトルは以下の通りです。
・金賞:ディニ・アピアタンティ、「1960年カレル・ドアマン事件における戦略的外交:経済的・評判上の懸念が日本の選択にどのように影響したか」
・金賞:西澤幹雄教授、新真理子教授、西殿裕人博士、ディニア・リズキ・ドウィジャヤンティ博士、アンディ・クルニアワン教授、ムハンマド・サスミト・ジャティ教授、田中健教授、ナシ・ウィドド教授、「インドネシア伝統(ジャム)薬およびスンダ料理に使われる植物」
・銀賞:塚原真理香博士、「日本の防衛産業における自国製兵器の意義:1980年代から1990年代の日本製FSX開発に関する企業言説の分析」
・銀賞:山下美保教授、「英語ライティング教育における機械翻訳:異なるL2能力とジャンル知識を持つ大学生によるポスト編集の比較研究」
受賞者のスピーチはこちらをクリックしてお読みください
7. 第88回、89回AJI研究最前線セミナーを開催しました
アジア・日本研究所では、若手研究者がどのような分野で最新の研究を展開しているかを報告しあう「AJI研究最前線セミナー」を、毎月開催しています。
文理融合・学際研究をモットーとする研究所には、多種多様なディシプリンの研究者が集っていますので、そこでは、自分自身のディシプリンを超えて、広い分野の研究者に理解されうる研究報告が重視されています。
4月・5月に、以下のセミナーを開催いたしました。
第88回(4月14日)Dr.孫怡(立命館アジア・日本研究機構)「中国都市部における家族の共同育児と母親のwell-being:祖父母の育児支援と父親の育児関与」
開催レポート:
https://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=939
第89回(5月12日)Dr.福山未智(OIC総合研究機構)「自作派コスプレイヤーの当事者研究:13年間の遊びの継続と衣装制作における技術習得」
開催レポート:
https://www.ritsumei.ac.jp/research/aji/news/article.html/?id=945
◆ 発行元:立命館大学アジア・日本研究所
e-mail:aji-res@st.ritsumei.ac.jp