留学体験記・コンテスト
留学体験記

アメリカ

カリフォルニア大学デービス校「アメリカの言語・文化・社会」プログラム

S.Sさん(国際関係学部  2021年度参加時3回生)

  • アメリカ カリフォルニア大学デービス校
    アメリカ・カリフォルニア
  • 約1ヶ月
S.S

オンライン留学参加の経緯

 このプログラムへの参加を決意したのには3つの理由があり、以下のような経緯がありました。
元々学生である間に留学に行くことを計画していました。しかし、新型コロナウィルスの流行により、学内プログラムでの渡航を伴う留学が難しくなってしまいました。私費留学も考慮したのですが、異例の事態のさなかで充実した留学生活にできる自信もなく、費用も安くはなかったため、前向きな決断ができずにいました。そんな時、オンライン留学プログラムを知り、大学の休暇中に参加できること、現地の大学の先生方にご教授いただけること、以前から興味のあったSDGsについて学べること、この3点に魅力を感じ、留学の参加を決意しました。

留学で感じた刺激

 プログラムでは、1週間ごとにSDGsのゴール3、5、7、12の4つに重きを置いて、主にそれぞれのテーマに関連する問題やビデオなどを見てディスカッションをしました。1クラス15人前後の少人数クラスであるため、頻繁に先生と話したり、4、5人のグループ内でのディスカッションを通して、自分の考えを言葉にする機会も多く、知識を得るインプットだけでなく、アウトプットをする場としてもとても充実した講義でした。
現地学生と受ける模擬国連に関する講義では、言語の壁を感じることもありましたが、自分にはない視点で物事を考える先生や学生がとても多く、そのギャップを知ることが新鮮で楽しかったです。
 一方で、オンラインならではの難しさもありました。インターネット越しでの会話では、言葉に詰まってしまった際や、正確な内容を把握できなかった際に、独特の間ができてしまうことを恐れ、質問をし難いのです。
私は間を作ることでより言葉を発しづらくなるのが嫌で、むしろ質問や言いたいことに関する言葉を発することを意識し、積極的に会話に参加することを心がけて講義に臨みました。
 オンライン上であれ、「行動あるのみ」という考えは大事だと感じました。

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留学を通しての学び

 留学を通して、積極性や行動力の重要さ、多角的な視点から物事を知り、考えることが大切だと改めて感じました。SDGsは多くの国で認知されている共通の目標ですが、世界の課題に対する意識の差にはギャップがありました。現時点で何ができるのか、何をすべきなのかなどの具体的な対策について、留学先の人々はより明確にしている印象がありました。語学力を向上する上でも、SDGsを考える上でも、多角的に、積極的に行動していくことが必要だと学びました。


立命館×UCDavis Global Online Study ~アメリカで学ぶSDGsとAcademic English~
プログラム紹介はこちら


とある一日


7:15
起床
8:00
講義開始(科目名 Academic Prep)
9:40
講義開始(科目名 Sustainable Development Goals)
11:10
講義終了
12:00
昼食
13:00
課題の当日の講義で学んだことをまとめる
15:00
課題送信
16:00
当日の講義の復習
17:00
アルバイト
21:00
帰宅
21:30
夕食
22:30
お風呂
24:00
就寝