平井嘉一郎記念図書館では現在、「中也が学んだ立命館中学 大正期の自由教育」を開催しております。
2017年は中原中也が生誕して110年を迎えます。中原中也は1922(大正12)年4月に立命館中学に転入学(3年生)しました。立命館中学では、「ダダ新吉の詩」に出会い、感銘をうけ以後中原中也の詩のスタイルを形付けました。中原中也の詩的活動への萌芽期には、冨倉徳次郎(立命館中学講師)、詩人永井叔、長谷川泰子、正岡忠三郎など詩の理解者が周縁を形成しており、その後、東京へ上京し本格的に詩人として文筆活動に入りました。展示においては、立命館中学における大正期の自由教育の姿の理解とそのなかで中原中也が育ったことや、また闊達な課外活動を紹介しています。
企画名 :中也が学んだ立命館中学 大正期の自由教育
主催 :立命館史資料センター
協力 :中原中也記念館
展示場所:平井嘉一郎記念図書館1階 ギャラリー
展示期間:2017年6月12日~7月7日
※本展示は、図書館入館ゲート外で開催するため、どなたでも自由にご覧いただけます。
※ギャラリーの公開時間は、平井嘉一郎記念図書館の開館時間に準じます。
開館スケジュールは、立命館大学図書館ホームページをご確認ください。
※駐車場はございませんので、ご来館の際は公共交通機関をご利用ください。