2000(平成12)年4月、大分県別府市に「立命館アジア太平洋大学」(APU) が開学しました。
第1回入学式は4月3日にキャンパス内のミレニアムホールで挙行しています。本格的な国際大学を目指したAPUは、28ヵ国・地域から719名を第1期生として迎えました。アジア太平洋学部とアジア太平洋マネジメント学部を合わせて、国内学生469名、国際学生250名の新入生がAPUでの学生生活のスタートを切りました。
式は開学宣言で始まり、初代APU坂本和一学長の挨拶などののち、両学部の国内学生・国際学生各1名の4名が新入生代表として決意を述べ、日・英2言語で進行されました。
キャンパスは様々な言語が行き交い、チマチョゴリ、サリー、アオザイなど華やかな民族衣装の国際学生であふれました。
5月20日には別府市ビーコンプラザおよびAPUキャンパスで立命館創始130年・学園創立100周年記念式典を、また別府公園で別府市民など3万5千人が参加してAPU開学祭が開かれました。
現在秋期入学が話題になっていますが、APUでは開学1年目から秋期入学が実施されています。2000(平成12)年10月2日、キャンパスのミレニアムホールで秋期の入学式が挙行されました。式には187名の国際学生と20名の国内学生、合わせて207名の新入生を迎え、春季入学と合わせて入学者の出身地は47の国・地域に及びました。
APUは、日本のどの大学にもない多様な文化が共生する国際的な大学としてスタートし、開学以降毎年春期と秋期の2回入学式を行い新入生を迎えています。
APU第一回秋期入学式(2000年10月)。 APUは開学年度から秋期入学も実施。以降毎年実施している。