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SERIES リベラルアーツ

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2022.3.19(土) オンライン企画「本を読む、ものを書く、編集する」

2021年度 SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか
[10] 本を読む、ものを書く、編集する

SERIESリベラルアーツ10サムネイル「本を読む、ものを書く、編集する」

 編集することが「目的にあわせて収集した情報を、自分なりの視点で取捨選択し、伝えたい相手に伝わるように整理すること」だとすれば、140字のTwitterの投稿から10万字を超える学術書にいたるまで、あなたが日々眼にしている言語及び文章は、誰かの視点や意図で編集されたものだと言えます。
 今回のSERIESリベラルアーツでは、書籍や文学に関するプロフェッショナルたちをお招きし、「本を読む」「ものを書く」という行為とともに、「編集する」という行為をクローズアップし、その重要性や可能性について考えてみたいと思います。

  昨年度と同様、卒業記念企画として社会に羽ばたいて行こうとしている学生たちに向けた企画でもあります。ぜひご参加ください。

◆日時:2022年3月19日(土)12:00~14:00
◆場所:Zoomウェビナー & 衣笠キャンパス平井嘉一郎記念図書館(立命館大学関係者のみ先着30名)
    ※新型コロナウィルス感染症の状況によりオンラインのみの開催になることもあります。
◆ゲスト:
 坂上陽子氏(文芸誌「文藝」編集長) 「文藝」HP 
 山本貴光氏(ゲーム作家・文筆家) プロフィール
 吉川浩満氏(文筆家・編集者) プロフィール
  ※哲学の劇場(山本貴光氏と吉川浩満氏)による人文系情報チャンネル(YouTubeチャンネルを紹介)
 瀧本和成氏(立命館大学文学部教授) プロフィール(文学部HPより)

◆対象:大学生・高校生・一般の方
◆定員:500名 + 会場30名 ※会場参加は定員に達したため締切ました
◆使用言語:日本語
◆情報保障:UDトークによる字幕配信を行います。日本語字幕、あるいは、Google翻訳による他言語字幕が必要な方は申込フォームにてお知らせください。

◆申込フォーム(申込締切 3/17(木) 17:00)
RUの学部生・大学院生、立命館学園教職員のみなさんはこちら
APUの学部生・大学院生、附属校の生徒、校友、一般のみなさんはこちら

◆主催:教養教育センター・立命館科目教育研究会議
*これまでの企画の動画等はこちらから
*本企画は「未来共創リベラルアーツ・ゼミ」プログラムと連携し、三菱みらい育成財団の助成により実施します。

“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”について

コロナ禍で社会の脆弱さが露出しています。
予想できない事態に遭遇する未知なる時代を生き抜くための知として、
専門知だけではなく領域を越境するリベラルアーツの存在が問われています。
リベラルアーツは社会と自己を自由にするための知であるはずだからです。
この世界は、答えのない問い、答えがひとつではない問いに溢れています。
大学は、そうした問いと遭遇し、向き合う場です。
高校までの勉強との違いにとまどうこともあるでしょう。
だから、私たち教養教育センターは「ようこそ、立命館大学へ!」の気持ちを込めて、
2020年度から「立命館科目群」を新設しました。
さらに、今まさに起こっている社会問題や学生の悩みに対して、
教員と学生がフラットに出会い自由に語り合う場として
オンライン企画“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”
をスタートします。ぜひ気軽に参加してください!

*詳しい趣旨説明はこちらをお読みください。

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10/30 オンライン企画「経済乱世を生きる」

2021年度 SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか
人間5部作 [5] 経済乱世を生きる

SERIESリベラルアーツ_2021経済_サムネイル

SERIESリベラルアーツ「人間5部作」は、「制度と個人」、「感情と理性」など両端の磁場の中で、
ままならない「わたし」の有り様を多面的にとらえるために、「人間・感情・生きるとはなにか」という問いをたて、「家族」「食」「アート」「まち」「経済」をテーマに、多様な専門家とともに考える企画だ。

「人間5部作」の締めくくりは、人間が作り出した最も大きなシステムである「経済」。

今年7月、国際通貨基金(IMF)は、最新の世界経済見通しを公表した。
世界経済は回復を続けているが、同時に先進国と数多くの新興市場国・発展途上国との格差が広がったことを示した。
この格差拡大の原因として、それぞれのパンデミック動向が大きく反映しているという。

先進国では、人口の40%近くがワクチン接種を完了しているのに対して、新興市場国では11%、途上国ではごくわずかである。
予想よりも早いワクチン接種と経済活動の正常化が経済成長率の上方修正を可能にした一方で、
ワクチンへのアクセス不足とデルタ株が主流となる新たな感染の波が下方修正につながった。

日本に目を向けると、オリンピックが開催される中でも緊急事態宣言がだされ、その行動抑制などの悪影響を踏まえ、先進国で最も大きな下方修正を行った。

これら格差拡大や分断は、COVID-19によってもたらされたのであろうか?
いやそうではないだろう。それ以前から、グローバル化によって格差は拡大している。

2016年の時点で、国際貧困支援NGO「オックスファム」は、世界のトップ62人の大富豪が、全人類の下位半分、すなわち36億人と同額の資産を持っていると報告した。
それが昨年、世界のビリオネア(10億ドル以上の資産を持つ人)の数が過去10年間で倍増し、最富裕層2153人は最貧困層46億人よりも多くの財産を保有していると報告。46億人は世界人口の60%超に相当する。

お金があればあるほど人間は、幸せが増すのか?
米プリンストン大のダニエル・カーネマンの研究では、収入が増えるにつれて生活の満足度も向上するが、平均年収7万5000ドルでほぼ頭打ちになると発表。

お金が増え続けても幸せは増えないのに、なぜ富の分配はなされないのか。
なぜ格差や分断は拡大を続けるのか。
私たちはどうこの問題に立ち向かい、生きてゆけばいいのか。

「自由に生きるための知性とは何か」をテーマに掲げるSERIESリベラルアーツ「人間5部作」の総まとめとして、恐慌論・理論経済学と国際経済論の専門家と激論を交わしたい。


◆ゲスト:
熊澤 大輔(立命館大学非常勤講師、同経済学研究科博士課程修了生/専門分野:恐慌論・理論経済学)
1980年岡山県生まれ。博士(経済学)。立命館大学経済学部を卒業し、就職氷河期になんとか民間企業に就職。しかし、働き方を疑問に思い、退職して立命館大学院経済学研究科に入学。田中祐二先生は恩師で大学院への進学の相談をしていました。そういう経緯もあり、研究対象は自然に恐慌・不況の発生や景気循環理論へと。経済政策などにも興味があり、昨今の暗い状況に危機感を抱いているところです。松尾匡編著『最強のマルクス経済学講義』(2021年、ナカニシヤ出版)にて「第6章 恐慌論史」を分担執筆。

田中 祐二(立命館大学経済学部教員/専門分野:国際経済論)研究者データベース
1951年熊本県に生まれました。いま、為替理論を含む国際経済論が本職ですが、若いときから哲学にとりつかれてきました。音楽は「バッハ、ヘンデルから辺見マリまで」ですが、快晴の日曜の朝、氷をうかべたBallantine’sを片手に、ベートーベンをはじめショパンやブラームス、違う分野ではピンク・フロイドなどを聞いて、弦の音(ね)をとおして異次元の世界を歩くのが楽しみです。最近年のせいか、寒い終わりに近い冬の早朝に、芽を付けはじめた木々の、まさにその膨らんだ芽の中がどんなに暖かだろうと考える時間が多い。現実の世界と無意識に比較しているのかもしれません。

◆日時:2021年10月30日(土)18:00~20:00
◆場所:Zoomウェビナー(アプリなどをダウンロードしなくても参加できます)

◆対象:大学生・高校生・一般の方
◆定員:500名

◆使用言語:日本語
◆情報保障:UDトークによる字幕配信を行います。日本語字幕、あるいは、Google翻訳による他言語字幕が必要な方は申込フォームにてお知らせください。

◆申込フォーム(申込締切 10/28(木) 17:00):
立命館大学学生・院生、教職員の方はこちらから
APU学生・院生、立命館学園の附属校生・校友、一般の方はこちらから

◆主催:教養教育センター・立命館科目教育研究会議

“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”について

コロナ禍で社会の脆弱さが露出しています。
予想できない事態に遭遇する未知なる時代を生き抜くための知として、
専門知だけではなく領域を越境するリベラルアーツの存在が問われています。
リベラルアーツは社会と自己を自由にするための知であるはずだからです。
この世界は、答えのない問い、答えがひとつではない問いに溢れています。
大学は、そうした問いと遭遇し、向き合う場です。
高校までの勉強との違いにとまどうこともあるでしょう。
だから、私たち教養教育センターは「ようこそ、立命館大学へ!」の気持ちを込めて、
2020年度から「立命館科目群」を新設しました。
さらに、今まさに起こっている社会問題や学生の悩みに対して、
教員と学生がフラットに出会い自由に語り合う場として
オンライン企画“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”
をスタートします。ぜひ気軽に参加してください!

*詳しい趣旨説明はこちらをお読みください。

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9/26 オンライン企画「まちあるきのすゝめ ―迷える身体に向けて―」

2021年度 SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか
人間5部作 [4] まちあるきのすゝめ ―迷える身体に向けて―

SERIESリベラルアーツ_2021まち_サムネイル

2020年4月に国内初の緊急事態宣言が発令され1年以上が過ぎた。
外出自粛が当たり前のように叫ばれ、街を出歩くことや電車で移動することに、不安や迷いを感じる日々。
こんな時だからこそ、「まち」をテーマに考えてみたい。

そもそも、わたしたちにとって、「まち」とはなにか。
いつのまにか見慣れた建物がなくなって、巨大な建物に変わってしまっていたりする。
次々と便利なものが増えていく一方、「まち」に繰り出すわたしの情緒や感性はどこにいった?
誰かにとっての快適が、誰かにとっての不快になってはいないか?
どこにいっても同じように見える風景はさびしい。
いろいろな表情のある「まち」に出会えるとうれしい。

そんな「まち」について、地理学、特に都市論が専門の二人によるトークセッション。
アフターコロナの世界で、わたしやあなたが出会う「まち」について、
立ち止まったり迷ったりしながら語り合いたい。

◆ゲスト:
加藤 政洋(立命館大学文学部/専門分野:文化地理学、都市論)研究者データベース
原口 剛(神戸大学文学部/専門分野:社会地理学、都市論)所属大学教員紹介ページ

◆モデレーター:
山口 洋典(立命館大学共通教育推進機構/専門分野:社会心理学)研究者データベース
*教養科目C群 サービスラーニング科目等担当者

◆日時:2021年9月26日(日)12:00~13:30
◆場所:Zoomウェビナー(アプリなどをダウンロードしなくても参加できます)

◆対象:大学生・高校生・一般の方
◆定員:500名

◆使用言語:日本語
◆情報保障:UDトークによる字幕配信を行います。日本語字幕、あるいは、Google翻訳による他言語字幕が必要な方は申込フォームにてお知らせください。

◆申込フォーム(申込締切 9/23(木) 17:00):
立命館大学学生・院生、教職員の方はこちらから
APU学生・院生、立命館学園の附属校生・校友、一般の方はこちらから

◆主催:教養教育センター・立命館科目教育研究会議

“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”について

コロナ禍で社会の脆弱さが露出しています。
予想できない事態に遭遇する未知なる時代を生き抜くための知として、
専門知だけではなく領域を越境するリベラルアーツの存在が問われています。
リベラルアーツは社会と自己を自由にするための知であるはずだからです。
この世界は、答えのない問い、答えがひとつではない問いに溢れています。
大学は、そうした問いと遭遇し、向き合う場です。
高校までの勉強との違いにとまどうこともあるでしょう。
だから、私たち教養教育センターは「ようこそ、立命館大学へ!」の気持ちを込めて、
2020年度から「立命館科目群」を新設しました。
さらに、今まさに起こっている社会問題や学生の悩みに対して、
教員と学生がフラットに出会い自由に語り合う場として
オンライン企画“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”
をスタートします。ぜひ気軽に参加してください!

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7/31 オンライン企画「わたしの”好き”を見つける」

2021年度 SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか
人間5部作 [3] わたしの”好き”を見つける

SERIESリベラルアーツ_2021アート_サムネイル

あなたの“好き"はなんですか?
そう聞かれて、困る人もいるかもしれない。
逆に、たくさん思い浮かんで話したくてたまらなくなっている人もいるだろう。
今やみんなが使う「推し」という言葉も、わたしたちの“好き”をあらわすキーワードだ。

何かを“嫌い”だということを、何かを“好き”だということよりも簡単に言える世界になっていないか?
インターネットやSNSでは、どちらかといえば「嫌悪の声」の方が聞こえやすい状況にあるのではないか?

一方で、ランキングや「いいね」や「☆」の数以外のわたし自身の好き・嫌いの感情の軸で作品に向き合うことは、自分が「何者」なのかを考えることとつながり、結構恥ずかしいし、しんどい。。。

SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか『人間5部作』第3弾「アート」では、「映画」と「音楽」を切り口に、作品の楽しみ方・味わい方を、それぞれの専門家とお試ししてみます。

自分の好きの見つけ方、ぜひ、一緒に探りましょう!!

◆ゲスト:
大﨑 智史 立命館大学映像学部講師(映画研究、視覚文化論)研究者データベース
*教養科目「映像メディア実践入門」担当者
小寺 未知留 立命館大学文学部准教授(音楽学)研究者データベース
*教養科目「音楽原論」担当者

◆日時:2021年7月31日(土)12:00~13:30
◆場所:Zoomウェビナー(アプリなどをダウンロードしなくても参加できます)

◆対象:大学生・高校生・一般の方
◆定員:500名

◆使用言語:日本語
◆情報保障:UDトークによる字幕配信を行います。日本語字幕、あるいは、Google翻訳による他言語字幕が必要な方は申込フォームにてお知らせください。

◆申込フォーム(申込締切 7/29(木) 17:00):
立命館大学学生・院生、教職員の方はこちらから
APU学生・院生、立命館学園の附属校生・校友、一般の方はこちらから

◆主催:教養教育センター・立命館科目教育研究会議

“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”について

コロナ禍で社会の脆弱さが露出しています。
予想できない事態に遭遇する未知なる時代を生き抜くための知として、
専門知だけではなく領域を越境するリベラルアーツの存在が問われています。
リベラルアーツは社会と自己を自由にするための知であるはずだからです。
この世界は、答えのない問い、答えがひとつではない問いに溢れています。
大学は、そうした問いと遭遇し、向き合う場です。
高校までの勉強との違いにとまどうこともあるでしょう。
だから、私たち教養教育センターは「ようこそ、立命館大学へ!」の気持ちを込めて、
2020年度から「立命館科目群」を新設しました。
さらに、今まさに起こっている社会問題や学生の悩みに対して、
教員と学生がフラットに出会い自由に語り合う場として
オンライン企画“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”
をスタートします。ぜひ気軽に参加してください!

*詳しい趣旨説明はこちらをお読みください。

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