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5/19~6/20 教養科目「メディアと図書館」コラボ企画@OICライブラリー

 この度、教養科目「メディアと図書館」と立命館大学図書館によるコラボレーション企画「メディアと図書館-記録メディアの歴史から-」が、OICライブラリーで開催中です。
 本科目の科目コーディネーターである川瀬綾子准教授(文学部)の提案により、文字や紙、印刷などの発明がいかに記録メディアを発達させたか具体的な資料を通じて理解できる展示内容となっています。
 ぜひお運びください。

▼展示テーマ:メディアと図書館-記録メディアの歴史から-

▼展示期間:2022年5月19日(木)~6月20日(月)

▼展示場所:OICライブラリー2階展示室
*詳しくはこちら
*7/1~9/15にはBKCメディアライブラリー(3階展示スペース)、10/3~11/30には衣笠キャンパス平井嘉一郎記念図書館(1階ギャラリーおよび1階特設コーナーの一部)でも展示予定です。

▼企画趣旨
教養科目「メディアと図書館」の講義は、図書館の歴史をたどりながら、その役割、機能、重要性について学び、大学の学びにおける図書館の活用について、アカデミックリテラシーを身につけることを目指している。今般の企画は、第2回と第3回目での講義内容(「記録メディアの歴史Ⅰ:紙以前の記録メディア、紙、紙の諸問題」、「記録メディアの歴史Ⅱ:写本、印刷記述、近代メディア」)とも関連する形で展示を実施するものである。

▼展示の目的
①受講生であるなしを問わず、普段なかなか目にすることがない様々な「メディア」の展示を目にすることを通じて、ものを記録し伝えることの意味、図書館の役割や機能、重要性、歴史といったことがらに対する興味や関心を持つ機会を提供する。
②各時代の書写材料、印刷、装丁、装本の仕組み等について理解し、それらの歴史を学ぶ。
③受講生においては授業で学んだ知識への理解を深める。


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▼主催:立命館大学図書館
▼協力:久野和子文学部教授、川瀬綾子文学部准教授、大久保友博経済学部授業担当講師


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[立命館学園学生&附属校生対象] 5/17 みらいゼミ・スキルアップ企画「聞く・書く・まとめる・発信する」

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自分のもやもやから始まるみらいゼミ。似たようなもやもやを感じている人が集まりゼミ活動がスタートしますが、学年や学部の違う人たちが集まって一つのテーマに取り組むことに、様々な困難を感じている人もいるでしょう。
たとえば
・意見があまり出ない…
・記録係になると話し合いに参加できない…
・沈黙が続いてしまう…
・意見が発散ばかりで、うまく整理したり収束させることができない…
などなど。

そこで、みらいゼミに関わる人たちを対象にスキルアップ企画を実施します。
ゼミ活動を円滑に進めるためのファシリテーションや、思考を整理するためのフレームワーク、記録の方法などをご紹介します。

◆日時:2022年5月17日(火)19:30~21:00
◆開催方法:Zoomミーティング
◆講師:松村幸裕子(共奏学舎 主宰/みらいゼミ事務局スタッフ)
<講師プロフィール>
1983年京都生まれ。高校生の頃から、京都市ユースサービス協会にて、様々なボランティア活動に参加し、みんなで何かをつくりあげていく「オモロサ」に出会う。大学院在籍中に自らコミュニティースペースを立ち上げたり、高校生のまちづくり活動をサポートする活動などに従事。(特活)暮らしづくりネットワーク北芝にて子ども若者の居場所づくりや社会体験活動づくり、NPOの基幹業務、被災地団体支援に携わった後2019年秋にフリーランスに。評価の視点を取り入れながら、個人・団体支援をおこなっている。

◆定員:20名(先着順)
◆使用言語:日本語
◆参加申込はこちら
 ※申込締切:5月16日(月)昼12時
◆主催:立命館大学教養教育センター

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2022.3.19(土) オンライン企画「本を読む、ものを書く、編集する」

2021年度 SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか
[10] 本を読む、ものを書く、編集する

SERIESリベラルアーツ10サムネイル「本を読む、ものを書く、編集する」

 編集することが「目的にあわせて収集した情報を、自分なりの視点で取捨選択し、伝えたい相手に伝わるように整理すること」だとすれば、140字のTwitterの投稿から10万字を超える学術書にいたるまで、あなたが日々眼にしている言語及び文章は、誰かの視点や意図で編集されたものだと言えます。
 今回のSERIESリベラルアーツでは、書籍や文学に関するプロフェッショナルたちをお招きし、「本を読む」「ものを書く」という行為とともに、「編集する」という行為をクローズアップし、その重要性や可能性について考えてみたいと思います。

  昨年度と同様、卒業記念企画として社会に羽ばたいて行こうとしている学生たちに向けた企画でもあります。ぜひご参加ください。

◆日時:2022年3月19日(土)12:00~14:00
◆場所:Zoomウェビナー & 衣笠キャンパス平井嘉一郎記念図書館(立命館大学関係者のみ先着30名)
    ※新型コロナウィルス感染症の状況によりオンラインのみの開催になることもあります。
◆ゲスト:
 坂上陽子氏(文芸誌「文藝」編集長) 「文藝」HP 
 山本貴光氏(ゲーム作家・文筆家) プロフィール
 吉川浩満氏(文筆家・編集者) プロフィール
  ※哲学の劇場(山本貴光氏と吉川浩満氏)による人文系情報チャンネル(YouTubeチャンネルを紹介)
 瀧本和成氏(立命館大学文学部教授) プロフィール(文学部HPより)

◆対象:大学生・高校生・一般の方
◆定員:500名 + 会場30名 ※会場参加は定員に達したため締切ました
◆使用言語:日本語
◆情報保障:UDトークによる字幕配信を行います。日本語字幕、あるいは、Google翻訳による他言語字幕が必要な方は申込フォームにてお知らせください。

◆申込フォーム(申込締切 3/17(木) 17:00)
RUの学部生・大学院生、立命館学園教職員のみなさんはこちら
APUの学部生・大学院生、附属校の生徒、校友、一般のみなさんはこちら

◆主催:教養教育センター・立命館科目教育研究会議
*これまでの企画の動画等はこちらから
*本企画は「未来共創リベラルアーツ・ゼミ」プログラムと連携し、三菱みらい育成財団の助成により実施します。

“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”について

コロナ禍で社会の脆弱さが露出しています。
予想できない事態に遭遇する未知なる時代を生き抜くための知として、
専門知だけではなく領域を越境するリベラルアーツの存在が問われています。
リベラルアーツは社会と自己を自由にするための知であるはずだからです。
この世界は、答えのない問い、答えがひとつではない問いに溢れています。
大学は、そうした問いと遭遇し、向き合う場です。
高校までの勉強との違いにとまどうこともあるでしょう。
だから、私たち教養教育センターは「ようこそ、立命館大学へ!」の気持ちを込めて、
2020年度から「立命館科目群」を新設しました。
さらに、今まさに起こっている社会問題や学生の悩みに対して、
教員と学生がフラットに出会い自由に語り合う場として
オンライン企画“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”
をスタートします。ぜひ気軽に参加してください!

*詳しい趣旨説明はこちらをお読みください。

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[立命館大学学生対象] 「みらいゼミ」スプリングセッション特別企画 「検索では届かない、雑誌『モノノメ』読書会」

立命館大学教養教育センター「みらいゼミ」スプリングセッション特別企画
「検索では届かない、雑誌『モノノメ』読書会」
みらいゼミ_2022春ABD_サムネイル

立命館大学教養教育センターでは2021年度より、三菱みらい育成財団の助成を受け、学生提案型ゼミ「未来共創リベラルアーツ・ゼミ」(通称:みらいゼミ)を展開しています。2021921日にはプレ企画として新しい読書法「アクティブ・ブック・ダイアローグ®」(以下、ABD)を習得する機会を設けました。

これからを生きるヒントは、現代社会の中だけでなく、古今東西の書籍の中にも見いだすことができる、これは立命館大学教養教育センターの変わらぬ姿勢です。実際、20205月には、立命館創始150年・学園創立120周年記念企画として、ジュンク堂書店の協力によるブックフェア「わたしをアップグレードする“教養知”発見フェア」を実施しました。

今回、「みらいゼミ」のスプリングセッションとして、本学校友の宇野常寛さんが編集長を務める雑誌『モノノメ』創刊号(2021年)の読書会をABDの方法を参考にして(担当を分担して)行います。「検索では届かない」というコンセプトのもとで29人の執筆陣が綴った320ページを、共に読み深めます。

◆日時:オリエンテーション:2月22日、読書会:3月2日・4日・6日・8日、トークセッション:3月10日、いずれも18時〜20時

◆開催方法:Zoomミーティング(3月10日のトークセッションは宮城県気仙沼市のアンカーコーヒー内湾店をメイン会場として実施。)

◆全体進行:山口洋典先生(立命館大学共通教育推進機構)

◆トークゲスト(3月10日):宇野常寛さん(批評家)、小野寺靖忠さん(オノデラコーポレーション代表取締役)

◆定員:30名(応募理由をもとに選考します)

◆使用言語:日本語

◆参加申込:こちらから申し込んでください。 ※申込締切(第二次〆切):222日(火)正午12時 (先着順)

※3/10のトークセッションは、だれでも参加可能です。詳細はこちらからご確認ください。

◆注意事項:

・オリエンテーションおよび読書会に1日以上参加できる方とし、全ての日程に参加できる方を優先します。

・読書会の参加者の方には、22日のオリエンテーションの際に全体進行の山口先生より担当箇所を選定した上で雑誌を送付します。

・読書会参加者を対象に311日には関連企画として現地のフィールドワーク(Zoom参加可能)を展開予定ですが、新型コロナウイルスの感染拡大状況により実施を取り止める可能性があります。(222日のオリエンテーション及び読書会の各回の実施時に詳細をお伝えします。)

310日のトークセッションは事前申込制で一般にも公開する予定です。

聴覚障害や視覚障害などでこの企画の情報保障について相談等ありましたら申込時に記載してください。

◆主催:教養教育センター

《こんなひとに参加をおすすめします!》

・本を読むのが苦手なひと(好きなひとももちろん歓迎)

・自分の関心事について一緒に学ぶ仲間を探しているひと

・なにか行動してみたいひと

・東日本大震災からの復興について関心があるひと

・「遅いインターネット」(※1)に興味があるひと

・みらいゼミ(※2)をやってみたいひと

 《アクティブ・ブック・ダイアローグ®の8つの魅力》

.短時間で読書が可能

.サマリーが残る

.記憶の定着率の高さ

.深い気づきと創発

.個人の多面的成長

.共通言語が生まれる

.コミュニティ作り

.何より楽しい!

*アクティブ・ブック・ダイアローグ協会 公式サイトhttp://www.abd-abd.com/ より転載

 

1「遅いインターネット」(https://slowinternet.jp)について

「現在のインターネットは人間を「考えさせない」ための道具になっています。かつてもっとも自由な発信の場として期待されていたこの場所は、いまとなっては最も不自由な場となっています。」これは今回の読書会で読み深める雑誌『モノノメ』の編集長の宇野常寛さんは、「遅いインターネット宣言」の冒頭部分です。「遅いインターネット」とは、「速すぎる情報の消費速度に抗って、少し立ち止まって、ゆっくりと情報を咀嚼して消化できるインターネットの使い方」を模索する上で鍵となる観点です。

 2「みらいゼミ」について

教養教育センターでは、三菱みらい育成財団の支援を受け、2021年秋学期より学生提案型ゼミ「未来共創リベラルアーツ・ゼミ」(通称:みらいゼミ)の募集を開始します。みらいゼミは、正課科目での学びから芽生えた関心事について継続的に学習する学生提案型のゼミ。学部・回生の異なるメンバーたちが、所属キャンパスも越境し、クオーター(約8週間)を基本とするサイクルで運営します。みらいゼミを通じて、対面とオンラインの複合的なコミュニケーションを重ねながら、未来のよりよい社会像を構想・設計する仲間の輪を広げ、次代を拓く言葉を探っていきましょう。


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12/4~2/14 みらいゼミエンパワメント企画「How to Futurize ワークショップ」

みらいゼミ_20211204エンパワメント企画ワークショップ_サムネイル

オンライン公開講座に続き、「How to Futurize―シンギュラリティ流 私と社会の未来化」30名限定ワークショップを開催します。
公開講座の詳細はこちら 

このワークショップは、12/4~2/14までの2カ月間、立命館学園(RU、APU、附属校)の学生・生徒が、興味関心のあるテーマ(教育、エネルギー、環境、食糧、世界的な保健、貧困、セキュリティ、水資源など)をもとにグループに分かれてプロジェクト形式で取り組みます。年齢や性別、国籍などの垣根を超えて取り組み、成果物は3つのタイプ(言葉にする、探究/研究する、行動を起こす)から選べます。
      
是非、立命館学園のスケールメリットを生かした、学びの世界へ飛び込んでください!!

◆ワークショップスケジュール
期間:2021年12月4日~2022年2月14日までの2カ月程度
・11月末:参加者およびグループの決定連絡
・12/4 (土) 10-12時 :フォローアップレクチャー
ブレスト、もやもやの言語化、グループワーク、目標&テーマの選定、計画書の作成、スケジュール作成、プレゼン練習等々
・1/15 (土)9-12時 :中間発表会
・2/11 (金・祝)9-12時 :最終発表会
上記スケジュールのほかに、グループごとに2週間に1回程度、フォローアップの機会を設けます。

◆対象:立命館学園(RU・APUの学部生・大学院生、立命館学園附属校の生徒)
◆申込フォーム(申込締切 11/29(月) 10:00)
RUの学部生・大学院生のみなさんはこちら
APUの学部生・大学院生、附属校の生徒のみなさんはこちら
※聴覚障害や視覚障害などをお持ちで、この企画の情報保障について相談がありましたら、申込時に記載してください。

◆問い合わせ先:みらいゼミ事務局 mirailac@st.ritsumei.ac.jp

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みらいゼミ(未来共創リベラルアーツ・ゼミ)START

立命館大学教養教育センター「みらいゼミ」始動!みらいゼミサムネイル

「未来共創リベラルアーツ・ゼミ」(通称『みらいゼミ』)は、立命館大学の学生はもちろんAPUや附属校のみなさんの参加も可能です。 みらいゼミは、授業での学びや自身の経験から芽生えた関心事について継続的に学習する学生提案型のゼミです。 学部・回生の異なるメンバーたちが、所属キャンパスも越境し、クオーター(約8週間)を基本とするサイクルでゼミを運営します。 話を聞きたいひとを招聘したり、フィールドワークを行う際の交通費補助や社会発信のサポート、メンターの配置など、教養教育センターがあなたの学びに伴走します。 メンバーが集まっていないとか、メンターがいない、はたまたテーマも決まっていないけどみらいゼミが気になるというみなさん、オンライン相談も受け付けていますので、HPに記載のメールアドレスにご連絡ください。 みなさんの参加、お待ちしています。


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[立命館学園構成員対象] 11/13 みらいゼミ企画「How to Futurize―シンギュラリティ流 私と社会の未来化」

みらいゼミ_20211113エンパワメント企画_サムネイル

みらいゼミ エンパワメント企画
How to Futurize―シンギュラリティ流 私と社会の未来化

「Futurize. きみの意志が、未来。」不確実な時代だからこそ、あなたの思いや、自由な挑戦が未来を切り拓きます。

Singularity University (SU:https://su.org/ ) は、アメリカ合衆国シリコンバレーを拠点に「全世界10億人レベルに影響を与える大きな社会的課題(教育、エネルギー、環境、食糧、貧困、セキュリティ、水資源等)に挑戦する」というビジョンを掲げ、こうした課題に全世界の起業家が協力して挑戦する環境づくりをミッションとする教育機関です。

今回は、SU京都グローバルアンバサダーで、ロサンゼルス在住の起業家、S-CUBED LLC創設者である須藤潤さんの公開講座「How to Futurize―シンギュラリティ大学流 私と社会の未来化」を開講します。

この公開講座のあと、30名限定で12月~1月末までの2か月間でワークショップを実施します。あなたが抱えているモヤモヤを社会の視点でとらえ、学びはもちろん、起業にまでつなげることができるかもしれません。最終報告会では、須藤潤さんやSUの関係者のみなさんからフィードバックもしてもらいます。

立命館大学とアジア太平洋大学の学生・院生、立命館学園の児童・生徒が対象です(学園教職員も参加可)。ぜひ参加してください。

◆日時:2021年11月13日(土)10:00~12:00
◆場所:Zoomウェビナー(アプリなどをダウンロードしなくても参加できます)
◆講師:須藤 潤さん(Singularity University京都グローバルアンバサダー、起業家、ロサンゼルス在住)紹介ページ
◆ファシリテーター:立命館大学産業社会学部 永野 聡 准教授 研究者データベース
◆対象:立命館大学・立命館アジア太平洋大学(APU)の学部生・大学院生、立命館学園附属校の生徒・児童、本学園教職員
◆定員:500名
◆使用言語:日本語
◆申込フォーム(申込締切 11/12(金) 10:00):
立命館大学学生・院生、立命館学園教職員は、こちらから
立命館アジア太平洋大学(APU)学生・院生、立命館学園附属校の生徒・児童は、こちらから
※聴覚障害や視覚障害などをお持ちで、この企画の情報保障について相談がありましたら、申込時に記載してください。
◆主催:教養教育センター

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□ シンギュラリティ・ユニバーシティについて
 シンギュラリティ・ユニバーシティ(Singularity University)は、未来学者、天才発明家のレイ・カーツワイルと、Xプライズ財団CEOピーター・ディアマンティスが2008年に設立した、世界最高レベルの起業家教育を提供する教育機関。教育、エネルギー、環境、食糧、世界的な保健、貧困、セキュリティ、水資源を人類の最も困難な課題(Global Grand Challenges)と定義。「全世界10億人レベルに影響を与える大きな社会的課題に挑戦する」ビジョンを掲げるコミュニティには、世界160の国と地域から、21万人を超える人々が参画している。https://su.org/

□ 講師 須藤潤さんについて
 現在は、Learn Do Share(オープンソースの共同作業型ソーシャル・イノベーション・プラットフォーム)の日本側エグゼクティブ・プロデューサー、S-CUBED LLC(グローバル戦略とプログラム実行を専門とするコンサルタント会社)の創業者、XPRIZE財団(世界的に有名なイノベーション・アクセラレーター/慈善団体)のVisoneer/Prize Developer(日本を拠点とするアジア市場のエバンジェリスト)を務めている。

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10/30 オンライン企画「経済乱世を生きる」

2021年度 SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか
人間5部作 [5] 経済乱世を生きる

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SERIESリベラルアーツ「人間5部作」は、「制度と個人」、「感情と理性」など両端の磁場の中で、
ままならない「わたし」の有り様を多面的にとらえるために、「人間・感情・生きるとはなにか」という問いをたて、「家族」「食」「アート」「まち」「経済」をテーマに、多様な専門家とともに考える企画だ。

「人間5部作」の締めくくりは、人間が作り出した最も大きなシステムである「経済」。

今年7月、国際通貨基金(IMF)は、最新の世界経済見通しを公表した。
世界経済は回復を続けているが、同時に先進国と数多くの新興市場国・発展途上国との格差が広がったことを示した。
この格差拡大の原因として、それぞれのパンデミック動向が大きく反映しているという。

先進国では、人口の40%近くがワクチン接種を完了しているのに対して、新興市場国では11%、途上国ではごくわずかである。
予想よりも早いワクチン接種と経済活動の正常化が経済成長率の上方修正を可能にした一方で、
ワクチンへのアクセス不足とデルタ株が主流となる新たな感染の波が下方修正につながった。

日本に目を向けると、オリンピックが開催される中でも緊急事態宣言がだされ、その行動抑制などの悪影響を踏まえ、先進国で最も大きな下方修正を行った。

これら格差拡大や分断は、COVID-19によってもたらされたのであろうか?
いやそうではないだろう。それ以前から、グローバル化によって格差は拡大している。

2016年の時点で、国際貧困支援NGO「オックスファム」は、世界のトップ62人の大富豪が、全人類の下位半分、すなわち36億人と同額の資産を持っていると報告した。
それが昨年、世界のビリオネア(10億ドル以上の資産を持つ人)の数が過去10年間で倍増し、最富裕層2153人は最貧困層46億人よりも多くの財産を保有していると報告。46億人は世界人口の60%超に相当する。

お金があればあるほど人間は、幸せが増すのか?
米プリンストン大のダニエル・カーネマンの研究では、収入が増えるにつれて生活の満足度も向上するが、平均年収7万5000ドルでほぼ頭打ちになると発表。

お金が増え続けても幸せは増えないのに、なぜ富の分配はなされないのか。
なぜ格差や分断は拡大を続けるのか。
私たちはどうこの問題に立ち向かい、生きてゆけばいいのか。

「自由に生きるための知性とは何か」をテーマに掲げるSERIESリベラルアーツ「人間5部作」の総まとめとして、恐慌論・理論経済学と国際経済論の専門家と激論を交わしたい。


◆ゲスト:
熊澤 大輔(立命館大学非常勤講師、同経済学研究科博士課程修了生/専門分野:恐慌論・理論経済学)
1980年岡山県生まれ。博士(経済学)。立命館大学経済学部を卒業し、就職氷河期になんとか民間企業に就職。しかし、働き方を疑問に思い、退職して立命館大学院経済学研究科に入学。田中祐二先生は恩師で大学院への進学の相談をしていました。そういう経緯もあり、研究対象は自然に恐慌・不況の発生や景気循環理論へと。経済政策などにも興味があり、昨今の暗い状況に危機感を抱いているところです。松尾匡編著『最強のマルクス経済学講義』(2021年、ナカニシヤ出版)にて「第6章 恐慌論史」を分担執筆。

田中 祐二(立命館大学経済学部教員/専門分野:国際経済論)研究者データベース
1951年熊本県に生まれました。いま、為替理論を含む国際経済論が本職ですが、若いときから哲学にとりつかれてきました。音楽は「バッハ、ヘンデルから辺見マリまで」ですが、快晴の日曜の朝、氷をうかべたBallantine’sを片手に、ベートーベンをはじめショパンやブラームス、違う分野ではピンク・フロイドなどを聞いて、弦の音(ね)をとおして異次元の世界を歩くのが楽しみです。最近年のせいか、寒い終わりに近い冬の早朝に、芽を付けはじめた木々の、まさにその膨らんだ芽の中がどんなに暖かだろうと考える時間が多い。現実の世界と無意識に比較しているのかもしれません。

◆日時:2021年10月30日(土)18:00~20:00
◆場所:Zoomウェビナー(アプリなどをダウンロードしなくても参加できます)

◆対象:大学生・高校生・一般の方
◆定員:500名

◆使用言語:日本語
◆情報保障:UDトークによる字幕配信を行います。日本語字幕、あるいは、Google翻訳による他言語字幕が必要な方は申込フォームにてお知らせください。

◆申込フォーム(申込締切 10/28(木) 17:00):
立命館大学学生・院生、教職員の方はこちらから
APU学生・院生、立命館学園の附属校生・校友、一般の方はこちらから

◆主催:教養教育センター・立命館科目教育研究会議

“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”について

コロナ禍で社会の脆弱さが露出しています。
予想できない事態に遭遇する未知なる時代を生き抜くための知として、
専門知だけではなく領域を越境するリベラルアーツの存在が問われています。
リベラルアーツは社会と自己を自由にするための知であるはずだからです。
この世界は、答えのない問い、答えがひとつではない問いに溢れています。
大学は、そうした問いと遭遇し、向き合う場です。
高校までの勉強との違いにとまどうこともあるでしょう。
だから、私たち教養教育センターは「ようこそ、立命館大学へ!」の気持ちを込めて、
2020年度から「立命館科目群」を新設しました。
さらに、今まさに起こっている社会問題や学生の悩みに対して、
教員と学生がフラットに出会い自由に語り合う場として
オンライン企画“SERIESリベラルアーツ:自由に生きるための知性とはなにか”
をスタートします。ぜひ気軽に参加してください!

*詳しい趣旨説明はこちらをお読みください。

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教養科研プロジェクト実施報告 第4回研究会「社会的公正をめざす教育に関する研究『ジェンダーとダイバーシティ』」

第4回研究会:
社会的公正をめざす教育に関する研究「ジェンダーとダイバーシティ」

【開催日】 2021年9月3日(金)13時~15時

 本企画は、教養教育センター・立命館科目教育研究会議の協力を得て、科学研究費助成事業 基盤研究(C)研究課題「教養知とその形成―その比較分析と教養教育の類型化の実践的検証」プロジェクト(教養科研プロジェクト)が主催する研究会シリーズである。

 第3回研究会では、「社会的公正をめざす教育に関する研究「ジェンダーとダイバーシティ」と題して、講師に柳原 恵先生と茶園 敏美先生、コメンテーターに上野 千鶴子先生をお招きして開催した。

 柳原先生の立命館科目「ジェンダーとダイバーシティ」、茶園先生の産業社会学部専門科目「比較ジェンダー論」において、ヘイトコメントを中心に授業の様子が紹介され、どういった課題があるかが議論された。上野先生からは、歴史的な視点から女性学・ジェンダー研究を教えることの意味についてコメントをいただいた。

 ヘイトコメントは、「性差別、⺠族差別等の差別を含むコメ ント、教員の⼈格や研究分野に対する根拠に基づかない誹謗中傷を含むコメント、悪意のあるコメント」(柳原先生)を意味する。記名式のコメントへの応答によって対話的な学びをつくりつつも、どう応答するのがいいかという悩みが共有された。授業での実際の工夫が紹介され、「実際にどうするか」をめぐって各自が自身の教える経験を持ち寄って議論された。そのようなコメントは教員の教え方の責任ではないことを共有して確認する機会となった。今後も、実践を共有し、学生の学びをどう支えていくかを話し合う場を大切にしていくことが方向性として共有された。

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(報告:河井 亨/スポーツ健康科学部)


<これまでの研究会>
  • 第1回(2020年11月23日)青年期の発達と教養教育 ―『若者のアイデンティティ形成 学校から仕事へのトランジションを切り抜ける』(東信堂)によせて― 【報告はこちら】 
  • 第2回(2021年 6月25日)大学における社会的公正教育の意義と課題 ―上智大学グローバル教育センター提供全学共通科目「立場の心理学1:マジョリティの特権を考える」の実践から― 【報告はこちら
  • 第3回(2021年8月26日)大阪市立大学における人権教育科目群を活用した新たな展開について 【報告はこちら】 

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