飴山 惠 先生(理工学部)
『材料強度の考え方』
木村宏著(アグネ技術センター)
機械工学の材料分野の専門書として、手元に置いておきたい1冊。この本は講義で学ぶ材料学の、特に、金属材料の強度と変形についての基礎から実例までをカバーした参考書で、かなり高度なレベルの内容までを学ぶことができます。大学院生にはお薦めです。
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『磁力と重力の発見』
山本義隆著(みすず書房)
物理学の背景を学ぶためにはしっかりとした絶好の本です。「磁力と重力」という目に見えない、取りつきにくい印象の「遠隔力」の概念が身近になります。古代ギリシャからニュートンなど近代に至るまでの科学の流れを知るユニークな良本です。理系だけではなく文系の人にもお薦めです。
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『テクノヘゲモニー』
薬師寺泰蔵著(中央公論社)
科学技術の歴史だけでなく、世界史の理解にも繋がる本。国家が世界の中で主導権を握るのは技術によってであり、同時に技術によって失う、という視点から、無敵艦隊を擁したスペインの凋落、大英帝国の興亡、米国の台頭や、科学技術立国日本の今後の安全保障までカバーし、新しい発見をもたらしてくれる本です。
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『X線回折要論』
カリティ著 松村源太郎訳(アグネ)
物理学、化学の、特に物質の構造を探る研究テーマを持つ者にとってはバイブル。学部学生のときに初めて手にし、その後、事あるごとに読み返す、ということをくり返して「使う」本です。X線や電子線など、回折現象の基本的なことから実際的なことまでを学ぶことができます。
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『(アグネ叢書シリーズ)
-科学技術英語-例文でみる英文化技法』
原田豊太郎著(アグネ技術センター)
この叢書シリーズには他に「科学技術英語の書き方入門」など同じ著者によるものがあります。これまで英語論文を書くにあたり、色々な書籍を探してきてやっと辿り着いた、私には「師匠」のような本です。色々な例文が載っており、様々な場面での英語表現が、その用法の間違いとともに示されています。私は、研究室、自宅、実験室など、それぞれの場所に1冊ずつおいて日頃から活用しています。
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