立命館あの日あの時

「立命館あの日あの時」では、史資料の調査により新たに判明したことや、史資料センターの活動などをご紹介します。

最新の記事

サムネイル

立命館あの日あの時内記事を検索します

2020.01.23

立命館大学衣笠キャンパス 学術・文化資源 紹介 <歴史都市防災研究所>

歴史都市防災研究所12003年、これまで文化遺産の宝庫とも言うべき京都・滋賀を拠点として、芸術と文化の保全と、それを支える環境とコミュニティを含めた災害対策とを、一体の物として捉える「文化遺産防災学」の教育・研究を推進することを目的として開設。以後文部科学省21世紀COEプログラム、同グローバルCOEプログラム「歴史都市を守る『文化遺産防災学』推進拠点」等の外部資金を積極的に活用して研究を進め、UNESCOとの協同により文化遺産の防災に関わる国際研修事業など 国際的な文化遺産防災学のネットワーク・ハブとしての役割も担う。研究とともに地域の市民や学校との協同を進め、小・中学生への防災教育や地域の安全安心なまちづくり、「地域の安全安心マップコンテスト」など生活に密着する研究成果の発信も行う。

館内の見どころ

入口入ってすぐに常設展示室があり「地域の安全安心マップコンテスト」入賞作品や文化遺産の防災、地域の防災など「防災」をキーワードにした様々な企画展が開催されている。

常設展示では、日本における大都市の防災地図や東南アジアにおける地震構造図、災害関係報告書などの展示がある。研究所のため、これ以外の施設見学はできない。

企画展の開催状況は以下のHPで。

 

歴史都市防災研究所

開館日時:大学授業日 平日9:30-17:00

休館日:土曜、日曜、祝日および大学一斉休暇中(夏期・年末年始)

*臨時開館:1116()17()121()  11:30-16:30 

入館料:無料

●京都市北区等持院北町56-1

歴史都市防災研究所事務局

TEL075-467-8801 FAX075-467-8825

http://r-dmuch.jp/jp/aboutus/index.html

2020.01.23

立命館大学衣笠キャンパス 学術・文化資源 紹介 <アート・リサーチセンター>

アートリサーチセンター11996年、人類が持つ文化を後世に伝達するために、芸術、芸能、技術、技能を中心とした有形・無形の人間文化の所産を、歴史的、社会的観点から研究・分析し、記録・整理・保存・発信することを目的に開設。
文理融合や社会連携を前提にして様々な外部資金で運営されている。2002-6年度文部科学省21世紀COEプログラム「京都アート・エンタテインメント創成研究」採択、2007-11年度文部科学省グローバルCOEプログラム「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」採択、2014-2019年度文部科学省全国共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ研究拠点」採択と「知る人ぞ知る」京都のデジタルアーカイブ研究拠点となっている。

研究施設のため内部公開は無いが頻繁に展示会を開催。またHPからはデジタルアーカイブが閲覧できる。

 

立命館大学アート・リサーチセンター

研究施設のため、展示企画時のみ一般入館可能。展示企画はHPで確認。

受付時間: 9:3017:00 (土日祝、その他の休館日を除く)

●〒603-8577 京都市北区等持院北町56-1

 075-466-3411(代表番号)

http://www.arc.ritsumei.ac.jp/index.html

2020.01.23

立命館大学衣笠キャンパス 学術・文化資源 紹介 <末川記念会館・松本記念ホール陪審法廷、白川静記念東洋文字文化研究所>

末川記念1立命館の戦後復興と振興に尽力した末川博名誉総長の偉業・遺徳を偲び、多くの関係者の寄付により1983年に開館。末川に関連する史資料の展示がある。また立命館卒業生の松本仁介氏の寄付を基に京都地方裁判所に設置されていた「陪審法廷」を「松本記念ホール陪審法廷」として移設展示している。

他に「白川静記念東洋文字文化研究所」が研究拠点を置き、研究活動を行っている。常設展示等は無いが多数の企画を実施している。

また戦後直後の1946年、市民に大学の教育研究を開放する目的で開講した「立命館土曜講座」も現在まで開講している。


館内の見どころ

末川博は民法の泰斗で、「権利侵害論」「権利濫用論」の研究で著名。末川のこの理論は現在の民法の基本的考え方となっている。また「岩波六法全書」を編纂したことでも著名で、本書以前の法律書は大部で高価であったが、判例を多用して手ごろな価格でまとめられた六法全書はベストセラーとなり庶民や法律を学ぶ学生の必携書となった。末川は京都帝国大学で教鞭をとったが、1933(昭和8)年の京大事件に連座して退職、以後立命館大学との関係を深め、戦後立命館大学の学長・総長となった。館内には末川の事歴、岩波六法全書の初版、在りし日の書斎・遺品を復元展示している。

「松本記念ホール陪審法廷」は誰でも見学可。実際に判事・弁護士の席などにも触れられる。映画撮影にも使用されたり、立命館大学法学部ではこの実物法廷を使った授業も行われる。

「白川静記念東洋文字文化研究所」は研究所のため入室不可。

「立命館土曜講座」は毎週土曜日午後、だれでも受講可。受講料無料。講義の予定等は問い合わせ。

立命館大学 末川記念会館

開館日時:月~日 9001700、定例休館日 毎月第1日曜日(8月、12月、1月を除く)(年末年始、8月の大学一斉休暇時は閉館)他は下記HP参照

入館無料 (土曜講座の問い合わせもこちら)

●京都市北区等持院北町56-1

TEL075-465-8234

FAX075-465-8235

https://www.ritsumei.ac.jp/community_affiliations/suekawa/

立命館大学 白川静記念東洋文字文化研究所

ro-toyo@st.ritsumei.ac.jp

https://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/sio/


末川記念2

見どころの一つ「末川メモリアルルーム」

末川博自宅の居間と書斎を実物を用いて再現展示している。

 







末川記念3

見どころの一つ「松本記念ホール陪審法廷」

1928(昭和3)年から15年間、実際に行われた「陪審制」を今に伝える文化的遺産。

最新の投稿

RSS