Ritsumeikan University School of Law: Special Interview Series
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1年の休学期間を乗り越えて
教授の答案添削で知識を身につける
勉強法を貫き、修了後初受験で合格。蛭川 ゆいさん
立命館大学法学部出身
既修者コース修了(2024年度)
2025年司法試験合格
各科目の専門家の先生が
快く添削に応じてくださった。
附属校から立命館大学法学部へ進学した蛭川さん。中学受験以来遠ざかっていた「高い目標に向けて努力し達成する経験」として、社会的意義が大きいと考えた司法試験への挑戦を決めた。所属ゼミの山口直也教授のもとで学ぶことができ、授業料全額を奨学金でまかなえる立命館を選択したが、いざ授業が始まると「あまりのレベルの高さに怖気づき、進学を後悔した時期もありました」。そんな中、体調不良に陥った蛭川さんは、休学を余儀なくされてしまう。1年間、勉強から離れ、体調回復後も飲食店でのアルバイトを初体験するなど、心身ともにリフレッシュした蛭川さんが興味を持つようになったのが労働法だった。「アルバイトをしながら、労働者は法律でどのように保護されているんだろうと考えたのがきっかけです。労働者保護に関わる弁護士になりたいとも思うようになりました。」
休学明けには不安もあったが「解消するにはがむしゃらにやるしかない」と、勉強に励んだ。授業で知識をインプットしながら、同時に答案の形でアウトプットし、先生に添削してもらうことによって知識をブラッシュアップし、最終的には完全な知識として定着させるのが蛭川さんの勉強法。授業後は毎回のように答案添削を先生に依頼し、授業外の科目も友人と自主ゼミを組んで一緒に答案を作成しては、先生に添削と解説をお願いする勉強法を徹底した。答案作成のノウハウを身につける弁護士ゼミではなく、不完全な知識でもとにかく答案を書き、各科目の専門家である先生方の添削指導によって知識を整理する方法が自分には合っていたという。「先生方が快く引き受けてくださったからこその方法だと思います。他の法科大学院に行った友人の話からも、立命館の環境がいかに恵まれていたかを痛感します」と感謝を口にする。
教員紹介
高い業績評価を得た40~50歳代なかばの専任教員が中心となり、情熱をもって教育にあたります。実務家教員は、全員が高度な専門力量を持ち、豊かな経験をもとに、理論と実務を統合します。教員の熱心なサポートは、大きな特徴の一つです。
同じ目標に向けて頑張る
仲間の存在がモチベーションに。
在学中、模試代わりにと出願した最初の司法試験は不合格。しかし開示された成績は合格まであと一歩のところまで到達していた。「直前期は本気で合格しようと勉強したので、すごく成績が伸びたのだと思います。ずっと遠い目標と考えていた合格が手の届くところにまで来ていると思うと、さらにモチベーションが上がりました。」
修了後も、法務専修生として大学院に在籍し、自主ゼミも継続。モチベーションの維持のため「生活が勉強一色にならないよう、学内外の友人と定期的に出かけることを意識していました。何より、同じ目標に向けて頑張っている仲間がいるという感覚がモチベーションにつながりました。」
「今の司法試験は、正しい方向で努力すれば必ず合格できると思う」と話す蛭川さん。目指すのは、依頼者に寄り添い、依頼者の真の利益を追求できる弁護士だと話す。「一般民事事件から企業法務まで、幅広く取り扱う事務所でさまざまな事案に対応できる力を磨きながら、自分の興味と適性を見極め、専門性も磨いていきたいと考えています。」



