Ritsumeikan University School of Law: Special Interview Series
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留学生として日本の弁護士を志し
周囲にも支えられながら在学中に合格。
日韓の架け橋となる弁護士になりたい。イ イェリムさん
島根大学法文学部出身
未修者コース修了(2025年度)
2025年司法試験合格
サポートの手厚い法科大学院を求め
ていねいな指導が受けられた立命館へ
韓国から日本の大学に留学していたイさん。日本でビジネスを始めるのに苦労している親戚の姿を見て、言葉も商習慣も違う日本でのビジネスを法律面でサポートできる仕事に就きたいと、日本の法曹を志すようになった。立命館を選んだのは、充実した奨学金制度や学びの環境に加えて、入学前に受講した通信添削講座の先生からていねいに指導してもらえたことが大きかったという。「先生のサポートが手厚い法科大学院を探していた私にぴったりだと思いました。」
授業は、基礎が完全に身につき、応用にもつながるイさんのイメージ通りの内容。最初は怖かった一問一答形式の授業も、良い緊張感が集中につながると感じられるようになっていった。特に、渕野貴生教授の刑事訴訟法の授業では、学生の答えを補い、さらに膨らませて解説してもらえたことで「自分にどんな知識が足りないかを明確になりました。」不明点があればすぐに先生のもとへ。「すごく楽しそうに解説をしてくださるのが嬉しかったですし、質問以外のことを教えてもらったり、冗談を言って質問しやすい雰囲気を作ってくださったのもありがたかったです。」
1日12時間以上の勉強を続けられたのは
集中できる環境があったから
日本語での答案作成に不安のあったイさんだったが、1年目から弁護士ゼミ
で毎週答案を書くことによって、自然と書く能力も向上していったという。模試も最大限活用した。「短答式の成績が良くなかったので、午前中に短答式を5時間以上勉強すると決め、夜は論文式の勉強に集中しました。」勉強するのはいつも自習室。1日12時間以上の勉強を安定して続けられたことが合格の決め手になったと話す。「自習室が静かで、机も大きく、手の届くところに本が置けるので、集中して勉強ができました。」大学に近い二条城などへの散歩もよい気分転換になったと話す。成績はトップを維持し、2年目からはS奨学金を受給して学費の心配なく勉強に注力。先生から「合格に近い答案が書けているよ」と太鼓判を押され、自信を持って在学中受験に挑んだ。
合格し、今は元気に笑うイさんだが、母国を離れての受験勉強で、体重が激減してしまうほどのストレスも抱えていた。それでも周囲のあたたかいサポートがあったから勉強を続けられたと振り返る。「先生方はもちろん、新入生サポートの弁護士の先生にも、どんな気持ちで授業に臨むべきか、どこまで予習すべきかなど、具体的なアドバイスをもらったり、安くて美味しいお店の紹介など生活面でも支えてもらっていました。」立命館を選んで本当に良かったと話す。
将来は日本と韓国をつなぐ架け橋のような弁護士になりたいという。「司法試験は、日本で法律を学ぶ多くの留学生にとっても最終目標になり得るもの。ぜひ目指してほしいと思います。弁護士は、社会のさまざまな分野について学ぶ機会がある仕事。法律という専門性を軸に学びを広げ、社会を深く理解できることが弁護士の魅力だと考えています。」
弁護士ゼミ
立命館大学には正課外で様々な資格取得をサポートするエクステンションセンターがあり、10名〜20名の弁護士が担当する弁護士ゼミや、模試の学内実施、大手事務所訪問会など多様なサポートを行っています。



