Ritsumeikan University School of Law: Special Interview Series
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勉強嫌いの高校生から在学中合格へ。
自分に合った勉強法で、きちんと
時間をかければ必ず合格できる。奥薗 龍平さん
立命館大学法学部出身
既修者コース修了(2025年度)
2025年司法試験合格
授業がない日も毎朝自習室へ。
通学時間の小さな習慣が合格に近づけた。
大学で学びたいこともなく、高校卒業後は働こうと考えていた奥薗さん。仕事について調べる中で司法書士という職業を知り、なんとなく「いいな」と感じて法学部に進学した。勉強嫌いだったのに、法律を学ぶうちに「自分に向いているのでは?」と感じる瞬間があったことが、法曹を目指す最初のきっかけになった。2回生で法曹コースを選択し、3回生で早期卒業。国立の法科大学院からも合格を得ていたが「新しい環境に慣れるまでの時間が惜しかったのと、奨学金を受給できることから立命館を選びました。」
少人数で次々と当てられる授業に最初は戸惑ったが、「予習を完璧にやろうとするとキリがないので、決めた時間内で終え、復習や自習科目にも時間をとるようにしていました。試験ではなく授業なんだから答えられなくてもいい、間違いを正してもらえたらラッキーくらいの気持ちでした」と笑う。
毎日朝9時には自習室
へ。「朝から始めないとまったく勉強できなくなる自分を知っていたので、授業がなくても必ず行くようにしていました」。常に100%の勉強ができるわけではないが「今日は30%しかできないと思ったら、その30%を100%やる、自分ができる範囲でのベストを絶対にやり切ろうと決めていました。」コロナに感染した時以外は、毎日休むことなく自習室での勉強を続けた。
自習室から帰宅するまでの電車内で、その日勉強した内容を一度思い出してメモ書きするという小さな習慣がとても役立ったと振り返る。前に書いたメモを見返して思い出すことも続けていくうち、いつしか成績も伸びていった。「問題を見た時に、あの時の事件に似ている、こんな考え方もあったと応用できるようになったんです。」本番直前にはメモの量も膨大に。読み返すだけで良い復習になった。
自分に合った勉強法で時間をかければ
必ず合格できる試験だとわかった。
論文式試験の過去問にとりかかったのは、本番まで半年を切ってから。夏に過去問をやろうとしてまったく手が出なかったことから、まずはインプットに集中し、春休みに弁護士ゼミ
の門をたたいた。「過去問を解き、添削を受け、解説してもらうという一連の流れを何度も繰り返すことによって、知識はあるけど書き方が分からない部分、逆に書き方は分かるけれど知識が不足している部分などを整理することができたのがとても良かったと思います。」本番直前には不安も募ったが、休むことなく大学に通って勉強したという自信を胸に、在学中の合格をつかむことができた。
今は弁護士と検察官のどちらにも魅力を感じていると話す奥薗さんから、法曹を目指す人へのメッセージをもらった。「合格した今だから言えるのは、司法試験は、自分に合った勉強法できちんと時間をかけさえすれば、必ず合格できる試験だということです。小中高とずっと勉強が嫌いだった私でも合格できたのですから。合格するまでは不安になることもあると思いますが、自分を信じて前に進んでほしいと思います。」
弁護士ゼミ
立命館大学には正課外で様々な資格取得をサポートするエクステンションセンターがあり、10名〜20名の弁護士が担当する弁護士ゼミや、模試の学内実施、大手事務所訪問会など多様なサポートを行っています。



