グローバル社会の消費者心理:カントリー・バイアスから読む〈こころ〉
早稲田大学出版部 2024年
カントリー・バイアス研究をめぐる類似、対立する諸概念の相互の関係性について見事に一枚のマップに落とし込む、その圧巻ともいえる整理力である。
これからの消費者法:社会と未来をつなぐ消費者教育[第 2 版]
法律文化社、2023年
社会的責務に基づいて自覚的に消費を選択しうる能力を涵養する手段として「消費者教育」の重要性を 訴える。このような啓蒙的な主張が本書のインパクトである。
移動時代のツーリズム:動きゆく観光学
ナカニシヤ出版、2023年
本書はあくまでモビリティーズをヒントとすることで観光に対する新たな考え方の扉を開き、面白さに気づく機会を提供する存在だ。それ自体が強みであり、既存の文献には担えない貴重な役割でもある。
危機管理とグローバル・ガバナンス
芦書房 2024年
豊富な事例と様々な観点ないし専門知を通じて、危機やリスクに関する問題の解決に向けた社会的な協働のあり方に関するヒントあるいは示唆を少なからず与えてくれる。
アジア経済史 上
岩波書店、2024年
グローバルヒストリーこそが長いマルクス主義史観の呪縛を打破する決定打であり、時間と空間が表裏一体の関係であるという、考えてみれば当たり前の真実を、具体的な事例とともに、身をもって提示している