教員紹介

  • データサイエンス

人間研究学域

諸支援の視点による人間についての実践と理論的研究
キーワード :
障害児者支援、教育心理学、人間と意識

原 幸一教授

所属専攻:
教育人間学専攻
専門分野:
特別支援教育、心理学(臨床、実験)
主に発達障害、知的障害をもつ方々への個別支援としての臨床、家族支援、臨床・療育・実験的研究を通じた視点からの社会的生物としての人間のあり方についての研究です。特に自閉スペクトラム症の不適応要因は、環境でのその方がもつ感覚処理方法の違いとして理解できます。
「おもしろみ」としては、見る主体によって物事は違う見え方、感じ方をしている ことを理解することが個人や社会のレベルで体験できる研究テーマと考えています。 あらためて「ふつう」とは何かについて悩むことができます。また、関連して心理学、生物学的視点を通じた「意識」についても研究しています。

MESSAGE

受験生へのメッセージ

人間に関わる現象は生活のなかで常に動いています。まずは身近なデータをしっかりとらえて観察し、概念とのバランスを考えることをお薦めします。偏った考えや崇拝に取り憑かれないように、自分の穴に陥ることないように自身とは異なる意見や視点を積極的に受け容れ、現実、知識、実践のバランス感覚を提供できると考えています。

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日本文学研究学域

図書館が日本を救う
キーワード :
情報はだれのものか、情報による課題解決、大人のための図書館

常世田 良教授

所属専攻:
日本語情報学専攻
専門分野:
図書館情報学、情報と著作権、図書館建築
我が国は「自己判断自己責任」型社会へ移行しつつあります。自己判断によるリスクを避けるには、正確な情報を確実に入手する必要があります。ネットをやみくもに探すだけで本当に必要な情報は見つかっているのでしょうか。アメリカではネット環境を高度に発展させていますが、一方で公共図書館において情報の専門職が市民の情報収集をサポートし、専門的なビジネス情報や高度な医療情報などを提供発信しています。さらに3Dプリンターなどが導入され、AIやロボットの利用が検討されています。図書館を研究すると、人と情報の関係、情報とまちづくり、市民と行政、情報と自由、デジタル格差、AIとロボットなどたくさんのことが見えてきます。

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受験生へのメッセージ

図書館はカビ臭いところでも「癒し」の空間でもない。市民の自己実現をサポートし、新しい世界へ導く窓です。社会の変化に対応して世界中の図書館が大変化の時代を迎えています。日本でも3Dプリンターやロボットを導入する図書館が現れています。アメリカの大学院で図書館情報学を学ぶ先輩もいます。図書館の未来を一緒に研究しましょう。

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地域研究学域

データ分析でみる家族と暮らしの地理学
キーワード :
地理情報システム、データ分析、海外研究

花岡 和聖准教授

所属専攻:
地理学専攻
専門分野:
地理情報科学、人文地理学
私たちのライフスタイルや価値観はユニークなものであったり、逆に、友人と似ているところがあったりします。私の研究では、一人一人を区別できるデータを精査することで、人々の暮らし方の共通点や相違点を明らかにしていきます。膨大な人口のデータを調べ、そこに仮説と一致する特徴や意外な特徴が見いだされたときが一番面白いです。具体的な研究テーマは、日本人特有の働き方や家族関係、国際結婚夫婦の出生行動、さらには防災・復興、外国人の居住地選択に関する分析など多岐にわたります。最近では、オーストラリアやフィリピン、ヨーロッパをフィールドにした研究も行っています。

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受験生へのメッセージ

紙の地図がデジタルな地図へと変わってきたように地理学の研究でもデジタル化が進んでいます。そうしたことから私が担当する講義では、まちづくりや防災、環境保全、観光、マーケティングをテーマに、地理情報システムを使った地図作成や地域データ分析、衛星画像の解析方法を紹介しています。

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地域研究学域

複雑な現象は地図化することで理解・解釈できる
キーワード :
GIS、デジタル人文学

矢野 桂司教授

所属専攻:
地理学専攻
専門分野:
人文地理学、地理情報科学
地理情報システム(GIS)を用いた歴史都市京都の研究
歴史都市京都の過去、現在、未来の町並みをコンピュータ上に再現した「バーチャル京都」を構築しています。Google Earthのように、インターネットを介して世界中を旅することができるように、タイムカプセルにのって時間次元を取り込んだ京都の時空間旅行を可能にしたいと考えています。
そして、情報技術と人文学(人文科学)が交差する研究・教育分野であるデジタル人文学に取り組んでいます。

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受験生へのメッセージ

大学で「地理」を勉強するということは、国名や地名を覚えることではありません。地理学とは、そこに何があるかではなく、なぜそこにあるのかを考える学問です。

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言語コミュニケーション学域

学際的言語研究

田中 省作教授

所属専攻:
言語学・日本語教育専攻
専門分野:
計算言語学
ことばの意味を探究しています。私たちは日々のコミュニケーションのなかで確かにことばの意味を理解し、伝えているのに、未だその形さえよくわかりません。そんなことばの意味を形式的に記述し、それを導き出すための枠組みに関する研究をしています。言語学のなかで意味論とよばれます。このような研究は大量の言語資源から有益な情報を見出す、最近ではデータサイエンスとよばれる応用にもつながります。そして、意味への近接には確率のようなものを使うものもあり(しかも、かなり有用です)、とても学際的です。実際、哲学・心理学・医学・情報学など多様な研究者が関わっており、そんな研究の場は学術分野のるつぼで刺激的です。

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受験生へのメッセージ

この学域専攻は本学文学部で最も新しい、「ことば」を通して行われる広義の「コミュニケーション」を正当的な手続きで、真っ向から学問的に取り組む場です。

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