カリキュラム
国際公務コース
将来、「国連職員」、「JICA」、外務省などの「日本の国家公務員」といった公務分野のキャリアを目指す学生を対象に、国際機関、国家および自治体の公務行政とキャリア形成について学ぶコースです。
コース生の募集は1回生時の秋学期に行い、2回生の春学期からコース生としての学修を開始します。
国際公務コース生の履修の流れ
2回生の春学期にコース生全員が「国際公務セミナー」を受講し、国連職員、日本の国家公務員といった国際公務分野の様々な職種の仕事内容や、キャリア形成の道筋の違いについて理解を深めた後、2回生の秋学期以降は、各自が目指すキャリアに応じて科目の受講やキャリア形成の準備を選択して進めていきます
★はコース生のみ受講可能な科目です。
| 公務員を目指す学生 | 国連職員を目指す学生 | |
|---|---|---|
| 2回生春学期 | ★国際公務セミナー | |
| ★法学部開講科目 |
・国際連合入門 ・Introduction to UN ・Peace Studies Seminar |
|
| 2回生秋学期 |
★国際公務研究A ★法学部開講科目 ・立命館霞塾(授業外) |
・Professional Workshop ・Internship |
| 3回生春学期 |
・国際公務研究B ★法学部開講科目 ・公務員試験対策講座(授業外) |
・International Organizations ・バンコク国際機関研修 ・国際社会で活躍する人材養成特別プログラム(授業外) |
| 3回生秋以降 | ・公務員試験対策講座(授業外) | |
※国際公務コースは、日本の公務員やJICAを目指す学生も対象としているため、コース生限定科目を日本語のみで開講しています。国連職員のキャリア形成に必要な英語開講科目は、国際公務コース生以外も受講可能な科目ですので、英語基準の学生で国連職員を目指したい学生は、国際公務コース生ではなくても受講することが可能です。
主要な科目と授業外のプログラムの紹介
★は国際公務コース生のみ受講可能な科目です。
「国際公務セミナー」(2回生春)★
国際公務コース生全員が受講する科目。日本の公務員、国際機関の職員など、国際公務分野の専門家を複数名ゲストスピーカーとして招聘。それぞれの仕事内容やキャリア形成について話を聞く中で、受講生は自身が目指す進路について考察を深めます。国連職員と外務省などの日本の国家公務員とでは就職するまでのステップや準備が全く異なりますので、目指す進路に進むために必要な能力やキャリア形成の道筋について理解を深め、2回生秋学期以降の学修計画を立てていきます。
「国際公務研究A」(2回生秋)★
「国際公務研究B」(3回生春)
日本の国家公務員・地方公務員、国連職員を志望する学生向けの科目。国際公務員に必要な知識の修得と共に日本の公務員試験に向けた準備についての情報提供も行います。「国際公務研究A」はコース生のみ受講可能な科目ですが、2回生以降に日本の公務員を志すことを決めた国際公務コース以外の学生も受講できるよう、3回生に受講する「国際公務研究B」は国際公務コース生限定の科目とはしていません。
「民法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」、「行政法Ⅰ・Ⅱ」、「財政学Ⅰ・Ⅱ」★
日本の公務員試験に関連した法学部開講の法律系科目を法学部の学生と共に学びます(国際公務コース生のみ受講可能)。
「国の行政組織」
外務省、総務省など中央省庁の各省から実務に携わる中堅幹部行政官をゲストに招き、今日の行政課題やそれに対応するための政策、各府省庁が果たしている役割について講義いただきます。各省庁のしくみや仕事、自治体や国際社会との関係を総合的に理解し、将来、そうした諸問題や公共政策に直接間接に携わることを展望しつつ、大学で何をどのような問題意識から学ぶことが重要であるかを学生自身が考えるための見識を涵養します。
「立命館霞塾」(授業外)
日本の国家公務員、特に国家公務員総合職のような行政リーダーに求められる「志」「力量」を身につけるための授業外の人材養成プログラム。秋学期の1セメスター、国家公務員総合職の「社会に果たす役割の大きさ」や「国を創る仕事」を理解するための講義・ワークショップで基礎力を身に付けます。
「立命館大学エクステンションセンターでの各種講座」(授業外)
エクステンションセンターでは国家公務員試験に向けた筆記試験対策はもちろん、人物試験(面接等)対策にも対応する公務員講座を展開しています。
※講座の受講には別途、受講料がかかります。
「国際連合入門 / Introduction to the United Nations」
日本語・英語の両方で開講されている国連について学ぶ科目。国連の目的、創設の経緯、原則を理解したうえで、国連の活動に関与するアクターと組織(加盟国、主要機関、専門機関、プログラム、基金)を把握します。次に、国連の活動をその目的から3つに分け、平和の創造・維持・構築、人権促進と人道支援、並びに経済社会活動の順にその活動内容を考察します。
「Professional Workshop」
国連務員を志望する学生向けの英語開講科目。国際機関で活躍する専門家を複数名ゲストスピーカーとして招聘し、実際の仕事内容の理解を進めると共に、目指すキャリアに進むために必要な力や経験、キャリアパスについて学びます。
「International Organizations」
国際機関について学ぶ英語開講科目。多国間ガバナンスにおける国際機関の役割について、概念的・理論的・方法論的な幅広い視点から学びます。国際機関はどのように国際協力を促進するのか?国際機関はグローバル政治における規範の進化にどのように影響を与えるのか?といったトピックに取り組むことで、学生は視野を広げ、対立する視点から国際機関の実際について学びます。
「バンコク国際機関研修」
国連務員を志望する学生向けの英語開講科目。夏期休暇中の1週間、タイ・バンコクにある国際機関を複数訪問し、現地で働く国連職員へインタビューを行う、国際機関の現実やキャリアを理解するフィールドワーク型の科目。
「Peace Studies Seminar」
英語開講科目。夏期休暇中の1週間、広島を訪問して太平洋戦争や原爆の歴史を学び、多様な国籍の参加者と共に平和構築への貢献方法を探る、フィールドワーク型の科目。
「国際社会で活躍する人材養成特別プログラム」(授業外)
外交官、国連職員、NGOなど国際社会でのキャリア形成を目指す立命館大学の学生に対し1年間実施する授業外の人材養成プログラム。日本を代表して国際社会で活躍するためには、学力や知識、経験はもちろんのこと、幅広い教養や良識、倫理観、想像力、包容力などの能力が求められます。本プログラムではこれらの力量を総合的に高める取り組みを行い、国際社会で日本を代表して活躍する人材を育成することを目指します。
国際関係学部生・卒業生の声
国際関係学部の授業で初めて出会った「日本外交」。学生時代の初心を胸に、外交官として広い世界を舞台に仕事に励んでいます。(外務省 青木 瞬さん)
世界は今、歴史的な変革期。昨日の常識にとらわれない、やる気に満ちあふれた人に外務省を目指してほしい。(外務省 高野 雅範さん)
小さいころから憧れていた外務省総合職に内定。「当たり前の日常」を外交を通じて守ることができる外交官になりたいと思っています。(田中 春さん)
国家公務員総合職に内定した学生3名のインタビュー(尾澤 崚太さん・瀧彩 音さん・植栗 柚月さん)
高校時代から関心を持っていた外交の世界。学部での学びを通じ、外務省専門職に内定。(外務省内定 余頃 彩香さん)
国際関係学部の環境や学びを活かして外務省専門職に内定。(品田 星さん)
国際関係学部で多様な人々と出会い、専門家からキャリアについて話をきく機会を持てたことが、今の私に繋がっていると思います。(国連調整官事務所 ウォルシュ(田中) 佑依さん)
国際機関で働くことや国際協力に興味がある学生は、大学のうちから様々な機会を活用して多くの方々と出会い、視野を広げてほしい。(UNICEF 伴場 森一さん)-
卒業生メッセージ動画「NY国連本部で“JAPAN”の席に」
市野 紗登美さん
大きな衝撃だったウクライナ危機。国際関係学部に入学し、世界の紛争にこだわって勉強してきた私としては『今こそ学びを活かす時』と思いました。(認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン 石川 彩華さん)
日韓関係をより専門的に学びたいという思いから国際関係研究科へ進学。「日本の友人をふやし、世界との絆をはぐくむ」という国際交流基金のミッションは、まさに私の思いを表しています。(独立行政法人 国際交流基金 益子 理帆さん)
The College of International Relations provided a very valuable foundation for my career to date in the field of private sector development in Africa and for building the strong motivation that led me to join UNDP.(国連開発計画(UNDP) 原 祥子さん)
My experience at Ritsumeikan University, studying with students from a variety of backgrounds and meeting people working in the international cooperation field, led to my current path. (IZUMI Umiさん)
開発途上国の魅力に惹きこまれアジアの国々を訪問した学生時代。訪問先で自身の原点ともなる経験をしたことが、国際協力や開発に携わりたいと考えるきっかけになりました。(JICA 小田 遼太郎さん)