NEW啓明館(大規模改修)
カリキュラム改革に合わせ、文学部の基本棟である啓明館を全面的にリニューアルしました。清心館と一体的にゾーニングを再編し、歴史ある外観の趣は残しつつ、内装を一新すると共に、老朽化した各種設備の更新を行い、より多様で、より充実した教学を展開できる空間の整備を目指しました。
結びあい
コモンズ:RiLICC(リリック)
Ritsumeikan Letters International and Creative Commons
キャンパスアジア・プログラム共同研究室の機能を受け継ぐ「学びの場」に連続し、世界各地から集まった留学生と「結びあう場」として、文学部の国際化に向けた活動の中の中核的昨日を果たすラーニング・コモンズ。
一体的にリニューアルした清心館のコモンズ(RiLICC)の、過去から未来へと続く知を表現した天井ルーバーや紋様をあしらったサインウォール等のデザイン構成要素をアレンジして取り込み、文学部コモンズとしての統一感と連続性を感じさせるデザインとしています。
ユニバーサルデザイン
アメニティ施設
多様な学び
教室
ICT設備の充実を図るとともに、アクティブラーニングに対応可能な小教室、受講者の多い講義に対応可能な中教室、ICT教育機能を含む多目的な利用が可能なラーニングスタジオ等、多様な教学の展開を可能にするバリエーション豊かな教室を整備しました。新型コロナウィルス感染防止策として、学生同士の距離を確保しやすくするため、小教室には1人用机を採用しています。
一体的にリニューアルした清心館と同様に、伝統色を基調としたテーマカラーを各フロアに設定し、下階から上階に向けてグラデーションで展開。什器等にアクセントとして用い、各フロアに特徴を持たせています。
深い学び
共同研究室等
各専攻における深い学びの展開の場は、1~2階及び4階でゾーニングを再編。
考古学・文化遺産専攻の実験実習施設及び学芸員課程の実習施設を1階に、教育人間学専攻の実験実習施設を4階に各々集約して配置し、より集中して学べる環境を整備しました。
建物概要
竣工:1966年
延べ面積:3,188.39㎡
階数・構造:地上5階・RC造
着工年月(改修):2020年4月
供用開始年月:2021年3月