筒井 俊之 先生の研究概要

『ほんとうの「食の安全」を考える』
畝山智香子著（科学同人、2009年）

様々なメディアを通じて食品の安全性に関する情報があふれる中、我々自身がどのように食の安全を考えるべきかについて、一つの指針を与えてくれる一冊です。食の安全は身近な問題であり、話題に事欠かないことから、ややもすると一方的な情報に左右されがちです。できるだけフラットな考え方で判断したいものです。

貸出状況の確認　 RUNNERS　

『銀漢の賦』
葉室麟著（文藝春秋、2010年）

私が好きな葉室麟の出世作の一つです。個人的にはこの作者の「川あかり」という本が好きですが、図書館にないため、この本を推薦します。時代小説ですが、現代に生きる我々にとっても、人の生き方について考えさせる物語になっています。爽やかに読める作品なので、疲れているときに読むのによい一冊かもしれません。

貸出状況の確認　 RUNNERS　

『統計学が最強の学問である：データ社会を生き抜くための武器と教養』
西内啓著著（ダイヤモンド社、2013年）

統計学の本ですが、統計手法の細かい解説はなく、実際にどのように社会で応用されているかについて、読み物風に書かれています。教科書的な統計学の理論を無視するような話や、統計の使い方に関する専門領域間の考え方の違い（お互いにふん！と思っているところ）の話もあり、おもしろいです。統計嫌いの人も読めるかもしれません。

貸出状況の確認　 RUNNERS