4.可視化されにくい課題と五者懇談会に期待される役割
こうした経過を踏まえると、2026年度は、2022年度の公開全学協議会を起点として積み重ねられてきた取り組みを、全学的な文脈の中であらためて可視化し、その実質を確認することから始める必要があります。全学的な議論とあわせて、各学部・研究科、キャンパス単位で生まれている論点を、学園共創の考え方の中でどのように位置づけるのかも重要です。
特に、各学部で行われている五者懇談会は、学部ごとの教学や学生生活に関わる具体的な課題を丁寧に議論する場として重要な役割を担っています。また、学部単位では解決しにくい課題を全学的な論点へと接続し、代表者会議やテーマ別懇談等につなげていくうえでも重要な機能を持っています。
大学院についても、研究科単位での懇談や院生協議会連合会との協議を通じて、研究環境、経済的支援、キャリア形成等に関わる課題を把握し、大学院生の多様な実態に応じた改善につなげていくことが求められます。
目次Index
-
第Ⅰ章
2026年度全学協議会の意義と位置づけ
―これからの立命館大学を考えるために―
-
第Ⅱ章学園共創のプロセスとしての全学協議会のあり方
―2022年度以降の議論の積み重ねを踏まえて―
-
第Ⅲ章2022年度から2025年度における立命館大学の取り組みについて
―学び・研究・学生生活の充実に向けたR2030前半期の歩み―
-
第Ⅳ章R2030後半期に向けた教学・研究・学生生活の重点施策
―学部生・大学院生との対話を踏まえ、「いま」を充実させつつ「これから」の展開を構想する―
- 第Ⅴ章R2030期間の財政運営と立命館大学の2027年度以降の学費・財政政策について
- おわりに2026年10月に開催される公開での全学協議会に向けて

