第Ⅲ章

2022年度から2025年度における
立命館大学の取り組みについて
―学び・研究・学生生活の充実に向けたR2030前半期の歩み―

前回の公開全学協議会が開催された2022年度から2025年度までの4年間は、R2030チャレンジ・デザイン前半期計画のもと、本学が掲げる「次世代研究大学」および「イノベーション・創発性人材の育成」の実現に向けた取り組みを本格的に進めてきた期間です。

この間、本学では、教学改革、研究高度化、大学院教育の拡充、グローバル化、学生支援、キャリア形成支援、キャンパス整備などを、相互に関連する取り組みとして展開してきました。また、コロナ禍を経て、学び方、学生生活、他者との関わり方は大きく変化し、学部生・大学院生のみなさんの大学での経験も、従来以上に多様なものとなっています。

本章では、2022年度以降に進めてきた主な取り組みについて、学部生・大学院生の学び、研究、学生生活を支える環境がどのように整備されてきたのかという観点から、その到達点と課題を整理します。

なお、ここで取り上げる取り組みには、学友会が展開してきた学園共創活動、自治会による意見集約や五者懇談会での議論、院生協議会連合会による大学院生の声の集約と大学との協議などを通じて、具体化や改善につながってきたものも含まれます。これらは、大学としての「学園共創」の考え方、すなわち学生・大学院生との対話や協働を通じて教育・研究、学生生活、課外自主活動等の改善・改革を進めていく取り組みとも深く関わるものです。

そのため、本章での整理は、大学としての実績や到達点を確認することにとどまらず、それらが学部生・大学院生の日々の学び、研究、学生生活の実感にどのようにつながっているのか、また、どこに届いていない部分があるのかを確認し、今後の議論につなげるための前提として位置づけます。

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