令和5年「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」に採択

　立命館大学は、スポーツ庁委託事業として一般社団法人大学スポーツ協会（UNIVAS）から公募のあった令和5年度「大学スポーツ資源を活用した地域振興モデル創出支援事業」に採択されました。

　本事業は、大学の有するスポーツ資源を有機・複合的に活用し、自治体等の地域の組織・団体とも連携・協力しながら、大学が主体となり地域の課題を解決に取り組むものです。今回の採択を受け、本学ではびわこ・くさつキャンパス（以下、BKC）を中心とした豊富なスポーツ資源（人材・施設・教育・研究・部活動）を活用し、草津市が掲げる「健幸都市くさつ」の実現を目指します。生涯にわたって一人ひとりが自らの健康を大切にし、共に支えあい、草津に暮らすことによって絆や喜びが生まれ、幸せが感じられる笑顔あふれるまちづくりに取り組みます。
　事業の推進にあたっては本学が主体となり、草津市、関連団体および本学と連携協定を締結している企業と「びわこ・くさつWell-beingコンソーシアム」を形成。コンソーシアムを通じ、地域課題の解決、健康増進・コミュニティ創出を含む地域全体のWell-being推進へと総合・有機的につなげていきます。また当事業では、「産官学民による価値共創」、「次世代を担うスポーツ人材を地域と共に育むこと」を目的とした学生主体のプロジェクト推進をすべての企画で行っていくことも特徴。学生たちの主体性や学びの力を生かしながら、地域のスポーツ推進ならびに多世代が交流できる健康コミュニティを創出します。

主な事業概要
①地域のスポーツ推進に寄与する「立命館大学スポーツアカデミー」の展開
　・大学の教育・研究資源を活用したスポーツアカデミー事業の展開。
②立命館大学BKCウェカムデー（Well-being Campus Day）等での多世代交流型スポーツ体験イベントの実施
　・親子が一緒にスポーツを楽しめる機会の提供。
　・子どもの体力向上、成人のスポーツ実施機会の創出、留学生との国際交流
③派遣型「立命館Well-being（健幸増進）プログラムの」の実施
　・地域市民の健康で豊かなライフスタイルの確立に寄与する体力測定、健康セミナー、運動トレーニング等のプログラム提供。