産学官連携戦略本部の概要

産学官連携戦略本部について

立命館大学産学官連携戦略本部は、 文部科学省 『産学官連携戦略展開事業(戦略展開プログラム)』の「特色ある優れた産学官連携活動の推進」区分の採択を受け、2008年10月に設置されました。

産学官連携戦略本部は、知的財産マネジメント機能・産学官連携推進機能・起業・事業化支援機能・研究(研究者)支援機能などの諸機能を一体化し、統合的に戦略を推進する組織です。
この本部のもと、産学官連携活動の実行組織として、リサーチオフィスがその役目を担い、機能しています。


(参考1)立命館大学の産学官連携の特徴について
~スピード重視の民間企業のニーズに応える仕組み~

立命館大学では、研究交流に関する受け入れは、研究機構によってなされます。
研究者や民間企業・官公庁から、産学官連携窓口であるリサーチオフィスに一元的に集約される様々な研究活動の調整事項は、リサーチオフィスと研究機構の密接な連携により、短期間での意思決定が可能です。


(参考2)立命館大学の研究組織について
~学際的で柔軟な研究推進が可能な組織づくり~

研究・産学官連携活動をより一層活性化するため、独立した研究組織(研究機構・研究センターなど)を設置しています。これら研究組織では、自然科学系、人文・社会科学系の分野を超えた、研究者同士のコラボレーションによる研究活動も活発に行われています。


活動概要

産学官連携戦略本部の活動概要

1.活動の方針

本学では、活動にあたり 「地域」「事業化」をキーワードとしています。
大学を重要な地域資源と位置づけ、大学の研究シーズを育て、事業化し、新たな産業基盤として地域産業に組み入れ、地場産業や地域経済への貢献を果たします。この取り組みを通じて地域産業の活性化と産学官連携活動との連動による「地域イノベーション」のモデルケースを構築することを目指し活動しています。


2.産学官連携アドバイザリーボードの設置

大学外部より、経営支援や事業開発等の専門性の高い業務に関するノウハウを導入し、産学官戦略を策定・実行するため、銀行、メーカーなどの人材や、ベンチャー・キャピタリスト、弁護士、弁理士などによる「産学官連携アドバイザリーボード」を組織しています。

産学連携評価モデル・拠点モデル実証事業

事業目的・概要

本事業は、各大学における産学連携活動の状況を評価指標によって可視化し、大学間での比較を通じて、自大学の産学連携活動のマネジメント改善につなげることを目的に実施されたものです。
立命館大学は平成25年度に事業採択を受け、1対1の産学連携関係に着目し、産学連携活動における教育的要素(人材育成機能)を評価する仕組みの構築を検討しました。
また、日常的な産学連携活動を評価指標に基づいて評価するとともに、PDCAサイクルによってマネジメントするモデルを構築しました。


事業報告書

産学連携機能評価報告

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