社会・地域連携方針について

 立命館大学では、これまでキャンパスが立地する周辺地域における具体的な連携方策として、地方公共団体との包括協定の締結や市民公開講座の実施などを中心に行ってきました。特に、大学と地方公共団体(滋賀県・草津市)の公私協力によって開設されたびわこ・くさつキャンパス(BKC)では、様々な分野で地元産業界も巻き込んで滋賀県、草津市との連携を進めています。衣笠での「土曜講座」の取り組みの流れを汲んだ「びわこ講座」も開設しています。
 2015年4月に開設した大阪いばらきキャンパス(OIC)は、茨木市管轄の市街地整備ゾーンと防災公園を配置し、キャンパスと地域を隔てる壁や門がなく、地域住民が自由に行き来できる形で施設が配置され、ハード面でも地域社会との接点が多くなるキャンパス配置になっています。OICにおける具体的な地域連携の取り組みとしては、①茨木市・茨木商工会議所との連携(協定締結)、イオン茨木との連携、NEXCO西日本との連携、大阪ガス、東芝との連携、市民NPOとの連携等、様々な事業を進めています。
 京都のキャンパスにおいても、明日の京都文化遺産プラットフォーム、京都歴史回廊協議会、歴史都市防災研究所、アートリサーチセンターなどを通じた京都の文化遺産の保存、デジタルアーカイブによる伝統文化の継承や保存に貢献するなど京都ならではの連携が拡がっています。殊に京都の世界遺産を舞台にした大学コンソーシアム京都と明日の京都文化遺産プラットフォームとの共同事業「世界遺産PBL」は世界遺産を学生の学びのフィールドにする取り組みで注目を集めています。
 更に、災害復興支援活動を通じて、東北地域の自治体や地元企業等との連携が進み、他にも、R-GIROの研究プロジェクト、食関連分野の検討、就職支援、歴史都市防災研究所の活動、各学部のPBL、フィールドワーク、インターンシップや附属校のフィールドワーク等を通じて、北海道や志摩市、姫路市等、様々な自治体との連携事業を進めています。また東京キャンパスでは日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)とのスポーツ界の人材育成のために連携講座を立ち上げるなど、エリアを限定しない活動、連携も進んでいます
大学の教育、研究につづく第三のミッションは社会貢献です。教育、研究が社会に貢献できるよう、今後も活動、コーディネートの幅を拡げ、各キャンパス地域連携室を通じて、地元の自治体等との様々な取り組みを進めていきたいと考えています。また各キャンパスの拠点にこだわらない各学部におけるPBL、フィールドワークの一環として、また、研究所・研究センターの研究プロジェクト等々、全国の自治体、団体、民間企業等との連携を深め、地方創生を支え、世の中の諸課題に立ち向かう、社会に貢献できる大学づくりを進めていきたいと考えています。

ページトップへ