2023年11月4日(土)、びわこ・くさつキャンパス(以下BKC)にて、「BKCウェルカムデー(BKC Well-being Campus Day)~びわこ・くさつ健幸フェスタ2023~」(共催:草津市、草津市教育委員会、立命館大学校友会、株式会社クレオテック、協力:滋賀県、アシックスジャパン株式会社、HOS株式会社)を開催しました。

 本企画は、地域住民、企業・行政・学生・教職員が集い、ウェルビーイングを感じる地域交流イベントとして、昨年度より開催。「スポーツ」「フード」「SDGs」「パフォーマンス」「地域」「マインドフルネス・健康」「サイエンス・テクノロジー」の7つのカテゴリーで、150を超える企画を実施し、草津市や隣接する大津市の地域住民の方を中心に、昨年度の参加者約5,000人を大きく上回る、約13,000人が来場しました。



 当日は天気にも恵まれ、汗ばむような陽気の中、親子連れをはじめ、世代を問わず多くの方が来場し、活況を呈していました。
 スポーツ健康コモンズの屋内プールでは、飛込競技日本代表コーチ馬淵崇英氏、馬淵優佳選手(スポーツ健康科学部2017年卒)、滋賀県スポーツ協会所属の板橋美波選手、伊藤洸輝選手を迎えた「飛込競技体験教室」を開催。子どもたちは、日本トップ選手たちから、マット運動や水中での指導を通して、飛び込みの魅力を体験しました。また、科学実験やロボット体験コーナーでは、学生らが分かり易くガイドを行い、多くの人たちが楽しそうに研究成果に触れていました。



 屋外には、地域の特産物販売所やキッチンカー、イベントスペースが並び、多くの人で賑わいました。また、来場した子どもを対象に、出店店舗の手伝いをすることで、会場内で使用可能な木の通貨「mocca」などが獲得できる企画が行われました。
 クインススタジアムでは、子どもかけっこ教室やコオーディネーショントレーニング教体験、ヨガ教室などが実施され、子どもから大人まで、笑顔で溢れ、リフレッシュする姿が見られました。



 その他、優れた科学教育を行っている学校の生徒達が集い、科学を媒体としてお互いの研究や夢や友情を交流する「Japan Super Science Fair(JSSF)」を開催。立命館高等学校の生徒ら、世界20ヵ国・地域の海外校31校、国内校13校、総勢約250人が科学ポスターを展示し、訪れた人たちに向けて、研究成果を熱心に説明しました。



   
佐伯和人教授

 そして、「オール立命館校友の集い」を4年ぶりに対面で開催。企画「つくって、さわって、わかる最新月探査」では、校友のお笑いコンビ「サバンナ」八木真澄氏(産業社会学部1997年卒)・高橋茂雄氏(産業社会学部1998年卒)をゲストに迎え、宇宙研究地球探査研究センター(ESEC)センター長・佐伯和人教授による講演、実験やクイズ大会などが実施され、多くの親子連れが宇宙の楽しさや奥深さに触れていました。

 来場した人たちからは、「mocca企画に子どもが参加しました。お手伝いで得られたmoccaでジュースや食べ物をごちそうしてくれた時の子どもの誇らしそうな顔が忘れられません」、「昨年より規模が拡大され、それぞれのイベントがとても楽しく、1日では回りきれませんでした」などの感想が聞かれました。また「色々な体験もでき、子ども達はとても楽しそうでした。大学に入る機会があまりなかったので、貴重なイベント。来年も参加したいと思いました」と来年の開催を待ち望む声も多数寄せられました。

 BKCは、2024年に開設30周年を迎えます。今後も地域に開かれたキャンパスとして、キャンパスフロントゾーンを中心に、地域住民の方々がキャンパス施設を利用できる取り組みを展開するとともに、大学の教育・研究成果を地域の発展に還元してまいります。



左から田畑泉 立命館大学学長補佐・BKC地域連携室長、森島朋三 学校法人立命館理事長、橋川渉 草津市長、藤田雅也 草津市教育委員会教育長
仲谷善雄立命館大学長(右)

関連情報

NEXT

2023.11.07 TOPICS

食マネジメント学部の学生がホテルボストンプラザ草津 びわ湖で夜カフェをプロデュース

ページトップへ