2024年4月11日(木)、学校法人立命館(総長:仲谷善雄、 以下、立命館)は、福島県大熊町(町長:吉田淳、以下、大熊町)と、「福島県大熊町と学校法人立命館との包括連携」に関する協定を締結しました。

 本協定は、相互の人的・知的資源を生かした連携・協力により、東日本大震災や福島第一原子力発電所の事故からの復旧・復興促進、大熊町の新しいイメージづくりのための情報発信などを目的としています。

 立命館は、福島イノベーション・コースト構想推進機構が実施する「大学等の『復興知』を活用した人材育成基盤構築事業」に採択されたことを受け、大熊町をフィールドの一部とした正課外科目「チャレンジふくしま塾(福島県庁と立命館が連携)」を2017年度から開講。学生たちは、福島県や震災からの復興に関わる教員や専門家と学びを深めながら、積極的な情報発信も行ってきました。2023年度には正課科目「教養ゼミナール」を開講し、原子力災害によって引き起こされた地域課題の解決を図ることなどを通じて、「解のない課題」に挑戦する人材を育み、相互に連携しながら復興に尽力してきました。

吉田淳町長
吉田淳町長
仲谷善雄総長
仲谷善雄総長

 本協定の締結に際し、吉田町長は復興の道のりを振り返りつつ、「協定締結を新たなスタートとして、学生の皆さんを始めとした多くの方々との交流が進み、さらに地域が活性化することを期待しています」と述べました。

 仲谷総長は、ともに歩みを進めてきた大熊町に謝意を示し、「本協定の締結を機に、大熊町との活動を高度化させ、さらに絆を深めていきたい」と決意を語りました。

 立命館は今後も東日本大震災の被災地とともに、その復興に取り組んでまいります。

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