2016年11月25日(金)、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、サステイナブルキャンパス推進協議会(CAS-Net JAPAN)2016年次大会が開催されました。
 CAS-Net JAPANは、日本国内の大学等において、持続可能な環境配慮型社会の構築に貢献することで、次世代の人材育成等を担う大学の社会的責任を果たすべく、情報共有や取組を推進させることを趣旨として2013年に設立され、本学も学園として加盟しています。年に一度、年次大会を開催し各大学の取組事例の発表等が行われますが、今年度は私立大学では初めての開催となりました。会場は大阪いばらきキャンパスとなり、定員を上回る申込み数で、当日受付ができない程の盛況を博しました。

 第1部は、立命館いばらきフューチャープラザ1階のカンファレンスホールにて行い、近本智行(理工学部教授)の司会のもと、吉田美喜夫総長の開会挨拶から始まり、佐藤直樹氏(CAS-Net JAPAN会長、京都大学理事・副学長)による会長挨拶、中村隆行氏(CAS-Net JAPAN代表幹事・福島工業高等専門学校長)による主旨説明、及川清昭(学校法人立命館キャンパス計画室長・立命館大学理工学部教授)によるキャンパス紹介と続きました。その後参加者を5つの班に分け、キャンパスツアーを実施しました。学生の意見を取り入れたコミュニティラウンジのデザインや、地域と境のない特有の敷地活用等を、多くの参加者が写真に収めていました。

吉田総長による開会挨拶
吉田総長による開会挨拶
及川清昭教授
及川清昭教授
キャンパスツアー
キャンパスツアー

 第2部では、テーマを学生活動・大学運営・建築設備の3つに分けた分科会(セッション)を、別々のラーニングスタジオにて行いました。各会場を行き来する参加者や、活発な質疑応答が見受けられました。
 第3部のまとめ・表彰式を、再びカンファレンスホールにて行いました。前日開催された立命館地球環境委員会シンポジウムの報告及び委員会の紹介を中島淳(立命館大学理工学部教授)が行い、第2部の各セッションで討議された内容について、各セッションリーダーより報告されました。



セッションの様子
セッションの様子
中島淳教授
中島淳教授

 続いて、サステイナブルキャンパス賞2016の表彰式が行われ、本学は「立命館大学 立命館中学校・高等学校 / 鹿島建設株式会社の『最先端環境配慮技術を導入し大学が中高・生徒と共に考えるエコスクール』が奨励賞を受賞し、久保田一暁(立命館中学校・高等学校教頭)より取組内容が紹介されました。


表彰式の様子
表彰式の様子
久保田一暁教頭
久保田一暁教頭

 その後、高木実氏(愛媛大学施設基盤部施設企画課長)より次年度開催校紹介が行われ、三上隆氏(CAS-Net JAPAN副会長、北海道大学理事・副学長)の閉会挨拶を以って2016年次大会が盛況のうちに終了しました。

関連情報

NEXT

2016.12.04 TOPICS

反撃及ばず関学に惜敗 ~全日本大学アメリカンフットボール選手権西日本代表校決定戦~

ページトップへ