2017年6月18日(日)に、南草津駅前FeriE 5Fの市民交流プラザにて、南草津のまちづくりの活性化と商工業の発展を考えるフォーラムが開催されました。(主催:草津市商店街連盟/共催:草津市(UDCBK)/協力:立命館大学/後援:草津商工会議所 )
 本フォーラムは、本学BKCの最寄り駅である南草津のまちづくりと商工業の発展を検討する上で、ヒントとなる事例や現在行われている取組み等を紹介し、様々な可能性を探ることが目的とされています。

「南草津の未来をデザインする~デザイン・ビジネス、建築・空間、暮らし・からだ~」

 冒頭挨拶では、主催団体である草津市商店街連盟の中島氏から本フォーラムへの期待と、共催団体である草津市の橋川市長よりUDCBK(アーバンデザインセンターびわこ・くさつ)が8月に移転し南草津の新たなまちづくり拠点となることについて述べられました。
 司会は、UDCBKで2016年12月開催の「立命館大学生と少子化を考える」で発表した学生団体「REFLE.」代表の上田隼也(生命科学部4回生)が務めました。

本学教職員による講演

 基調講演 『草津の「魅力」をデザインする~マザーレイクプロダクツプロジェクトを参考に~』では、経営学部の佐藤典司教授が取り組んでいるプロジェクトの事例紹介をとおして、地域の「魅力」を発見しデザインするヒントについて講演しました。 「絶対に後から追いついて来れない独自性があること」がブランドづくりの最大要件であることを述べたうえで、歴史上の主要街道が交差する「出会いのまち」であることが草津市の独自性であり、ブランドにのびる可能性のある要素として草津宿、草津川跡地、景観保護を挙げました。
 UDCBKセンター長を務める理工学部の及川清昭教授が『草津の未来のまちをデザインする~アーバンデザインセンターびわこ・くさつ(UDCBK)について~』というテーマで、草津のまちの魅力を高めるためにUDCBKが果たす役割と、歩いて楽しいまちを創る建築や空間のデザインを紹介しました。
 リサーチオフィスの原健太課員からは、「健幸都市草津を創造する~文部科学省 革新的イノベーション創出プログラム~」というテーマで、必要な運動を暮らしの中に取り入れるための本学のさまざまな取組が紹介されました。

  フォーラムには草津市民や商店経営者など約50人の参加者がありました。
  びわこ・くさつキャンパスの最寄り駅である南草津駅周辺の活性化に繋がる取組みに、今後も大学として草津市をはじめとする関係機関と協働していきたいと思います。

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