• 2024/01/22
  • 小惑星リュウグウに彗星塵が衝突した痕跡を発見 太陽系遠方から有機物を含む彗星の塵が供給されていたことを示唆
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学 総合科学技術研究機構 土山明教授は、東北大学大学院理学研究科地学専攻の松本恵助教と中村智樹教授ら、京都大学、東京大学などとの共同研究チームとともに、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った岩石粒子の表面を走査型電子顕微鏡で観察し、小惑星表面に宇宙の小さな塵が衝突してできた大きさ5~20マイクロメートル程度の溶融物を複数発見しました。溶融物の3次元CT観察や化学組成分析を行った結果、溶融物は、衝突した彗星由来の塵とリュウグウの表面物質が高温で融けて混ざり合うことで生成したことが分かりました。
     本研究の成果は、2024年1月19日に米国科学振興協会(AAAS)が発行する学術誌Science Advancesに掲載されました。 
    ※土山の土の正式表記は右上に`

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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