情報理工学部・川越恭二特任教授は、このほど日本データベース学会より平成30年度功労賞を受賞いたしました。授賞式は、2019年3月4日から6日まで長崎県佐世保市で開催された第11回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM 2019)(第17回日本データベース学会年次大会)のDBSJアワーにて行われました。また、授賞式ののち、「DBに魅せられて40年超: 企業と大学での研究・開発を経験して」という題目で記念講演が行われました。

 日本データベース学会は2002年に設立され、データベース(DB)、メディアコンテンツ、情報マネジメント、ソーシャルコンピューティングに関する人材の育成と科学・技術の振興をはかることを目的として活動しているデータベース分野での代表的学会です。また、会員数は約1800名で、情報処理学会のデータベースシステム研究会、電子情報通信学会のデータ工学研究専門委員会、アメリカコンピュータ学会(ACM)のDB研究グループのSIGMOD (Special Interest Group of Management Of Data)の日本支部と連携して活動しています。

 川越教授は、データベースや情報検索・情報推薦を研究分野とし、時間データ管理やマルチメディア検索等のデータベース関連研究で日本でのデータベース分野の研究の黎明期から多くの学術的成果を創出しました。また、上記組織で副会長や委員長、支部長、各種委員等を歴任するとともに、本学にて学生の研究指導を行い、データベース関連企業に多くの人材を輩出してきました。このように長年にわたりデータベースコミュニティの発展に寄与したことが表彰理由となりました。

コメント
 企業で20年、大学で21年、合計41年間の研究開発でこのような名誉ある賞を頂けたことは非常に光栄です。インターネットにより飛躍的に高度化し日常生活を豊かにしてきた情報システムですが、その中核にはデータベース技術の発展が大きな貢献をしています。今や日常生活で利用されているSNSにもネットショッピングにもネットニュースにも電子通貨にもデータベースが裏方で活躍しています。1970年代にデータベースの必要性が高まり、多くのデータベース研究者が技術開発や技術の実用化に力を注ぎました。その中の一員としてマルチメディアデータベースや時間データの管理などで研究を続けてきました。企業に入社後すぐにデータベースの魅力に取りつかれ、多くの仕事を経験しつつ直接的また間接的にデータベースの発展に努力してきたことが受賞につながったのではないかと感じます。

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