お神輿担ぎの様子

 2019年5月3日(金・祝)に立命館大学びわこ・くさつキャンパス(以下BKC)近隣地域の恒例行事「新宮神社例祭」が盛大に執り行われ、中国・ベトナム・タイの学生・院生など17名がお神輿の担ぎ手(力士)として参加しました。新宮神社は、本殿が重要文化財に指定され、水門は膳所城の二の丸水門を移築した歴史と由緒ある神社であり、野路の守り神と言われています。令和元年でもある今年、新しい時代のスタートを「わっしょい」の掛け声と共に、地域の皆さんと一体になって盛り上がりました。

お旅所にて留学生と地域のみなさん

留学生集合写真

 留学生の中には7回目を迎える院生もいました。初参加の留学生は「日本の文化を深く理解できて、みなさんと一緒という一体感を感じた。すごくいい体験だったので、来年もぜひ参加したい」(理工学部1回生)と述べ、初めて体感するお神輿の重さにも驚きながら、地域の皆さんと一緒に野路町内をめぐりました。

地域のみなさんとなごやかなひととき

休憩中の歓談
地域に溶け込んだ留学生と、地域のみなさんとのふれあい
担ぎ手(力士)のみなさん
晴天の中、こいのぼりと共に担ぎ手(力士)のみなさん

 今年度は、総勢83名の担ぎ手のうち、17名が担ぎ手ボランティアとして参加しました。中国、ベトナム、タイと国際色豊かなメンバーが、地域の行事を担う大事な一員となることに、野路町の皆さんも喜んでいただいている様子が伺えました。このような地域イベントに、留学生をはじめとする外国籍住民が、近隣住民の方々と一体となり交流することによって、多文化共生、地域連携のまちづくり推進に繋がっていると実感した有意義な一日でした。

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