笠山町健康バンド運動教室の様子

健康バンド運動教室

 健康バンドを用いた運動プログラムの指導を手掛けるNPO法人 Lixerの代表者でもある、本学スポーツ健康科学部 藤田聡 教授の指導のもと、びわこ・くさつキャンパス近隣の草津市笠山町町内会開催の健康バンド運動教室が5月初旬、開催されました。

 健康バンドとはセラバンドと呼ばれる伸縮性のバンドを用いて、手軽で安全に、また、椅子に座りながら筋力トレーニングができるとあって、近年、藤田聡 教授の考案した運動プログラムが広がりをみせています。笠山町では以前より、健康・運動への取り組みが行われており、今回、健康バンド運動教室開催の運びとなりました。
 第1回目の開催となったこの日は、コロナ感染症予防対策に十分留意された笠山町内にある笠山会館で、13名の地域の皆さんが、健康バンドを手に1時間ほど13種類の運動を実施されました。

下肢の筋肉を鍛える様子
下肢の筋肉を鍛えます。
講義の様子
講義の様子。
運動の様子
下肢の筋肉に効きます。

 まずは、藤田聡 教授より、「筋量を減らさないように防ぐことが出来るのが、筋トレであります。」と、筋力トレーニングの大切さと、サルコペニア(加齢に伴う筋量と筋機能の低下現象)を防ぐことの重要性など、簡単な講義がありました。その後、健康バンドの取り扱い方を含め、実際に健康バンドを使って、太ももの筋肉から上半身まで順にプログラムを実施していきました。参加された皆さんの多くは、初めて健康バンドを手にされたようでしたが、笑顔でスムーズにプログラムをこなしておられました。

肩甲骨を動かす運動
肩甲骨を動かす運動の様子。

 今後は週2回の開催を目標に、継続して笠山会館で健康バンド運動教室を開催されるそうです。

 健康バンドを使った運動プログラムのように、本学の研究の取り組みが地域の皆さまを、健やかで幸せに暮らせる一助になることができればと思います。今後もこのような連携をすすめていきます。

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