2021年度秋季 立命館大学・大学院入学式を挙行

ZONG Shaoxuanさん(経済学研究科)
ZONG Shaoxuanさん(経済学研究科)
西野稔央さん(政策科学部)
西野稔央さん(政策科学部)

 9月25日(土)、大阪いばらきキャンパスで2021年度秋季立命館大学・大学院入学式を挙行しました。学部生・大学院生合わせて296人(学部生127人、大学院生169人)を新たに歓迎しました。
 式典は新型コロナウイルス感染防止対策を講じ、出席者を新入生に限定して行いました。またキャンパスで出席できない新入生や保護者・ご家族・ご友人等の皆様に向けて、式典の様子をインターネットでライブ配信しました。

 新入生に向けて仲谷学長は、「昨年、立命館は、創始者の西園寺公望が私塾『立命館』を創ってから150年、中川小十郎がその志を継いで京都法政学校を創立してから120年を迎えました。その歴史の中で大切にしてきたものは、建学の精神である『自由と清新』です。これは、『自由にして進取の気風に富んだ学園の創造』を目指すことを宣言したものです。私はこれを、個人がその人らしく発想し行動することから、多様なアイデアが創出され、変革が生まれる、ということだと理解しています。コロナ禍という、行動の自由が制限されることの多い状況だからこそ、自由に発想してほしいと思います」と述べました。
 そのうえで、「出会いとはひとつの奇跡であり、皆さんとこの大学で出会えたことを心から喜び、今後を祝福したいと思います。立命館での学びを通して、人生を、未来を、切り拓いていく力を身に付けてください」と式辞を締めくくりました。

 引き続き、新入生を代表し、西野稔央さん(政策科学部)・ZONG Shaoxuanさん(経済学研究科)が、それぞれ挨拶を行いました。
 西野稔央さんは、「立命館のキャンパスで、私たちはこれから多様な学生とともに過ごします。新入生の中には、日本に初めて住むことになる人もいるでしょう。表面的な交流しかなかった文化圏の人々と、一緒に学ぶことになる人もいるかもしれません。私たちは、こうした交流を通じて互いに学び合うことで、考え方に奥行きと深みを加えることができ、より良い自分へと変化していくことができるのです」と学生生活への期待を述べました。
 ZONG Shaoxuanさんは、「開発経済学の目的は、常に経済的課題を探求し、関連する要因を調査することです。2020年以降、私たちが直面している大きな課題は、間違いなく新型コロナウイルス感染症でしょう。そのため、私は新型コロナウイルスによるパンデミックが、経済と人類の発展にどのような影響を与えてきたのかを考えるようになりました。また、今社会が直面している問題に経済分析のツールと経済学の知識を活用し、社会に貢献したいと思っています。立命館大学大学院経済学研究科では、経済に対する新型コロナウイルスの影響を、特に株式市場の公平性の展望について研究することに全力を注ぐつもりです」と研究への意欲を語りました。

 なお、新入生代表の2人は、式典終了後に再び登壇し、会場とオンラインで参加した全ての新入生に向けて熱いエールをおくりました。新入生たちは、互いに手を振り合うなど、これから始まる学生生活に胸を弾ませていました。

 式典の様子(アーカイブ動画)は、下記URLよりご覧いただけます。
 https://youtu.be/v6c8C0-a9Jg

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