BBPをより良い環境にするためのディスカッションイベントを開催

 5月12日(金)、衣笠キャンパス「立命館 Beyond Borders Plaza(BBP)」にて、BBPをより良い施設にするためのディスカッションイベントを開催しました。他大学から教員を招き、施設紹介や利用促進のための課題について、英語での討論を通じて、議論を深めました。

 本イベントは(※)JASAL(日本自律学習学会)との共催。JASALは学会開催地の周辺大学にある自律学習スペースのツアーを行い、学会参加者と施設の関係者がその施設について話し合う取り組みを行っています。今回のディスカッションも、新しい視点でのより良い環境づくりを目的に行いました。

 前半部分ではBBPに関わる教職員が、設立趣旨やこれまでの展開について紹介。その後は学生スタッフたちが、施設案内、最近の取り組みや課題についてプレゼンテーションを行いました。

 BBP学生スタッフと他大学の教員が交流を深めた後、ディスカッションを実施。衣笠BBP学生スタッフの東森あかりさん(文学部3回生)から、「BBPの施設に入るには、英語を話せる必要があると思っている学生が多い。誰にでも利用しやすい場所にするためにはどうしたらよいか」という問題提起がなされました。その後、東森さんが発表した解決策をもとに討論が行われ、現在の取り組みを支援する声や新たな解決策の提案がありました。

 イベント終了後、東森さんは「参加者の皆さんが、意見に共感しながらも、自分たちだけでは思い付かない新しいアイデアを出してくださったので、とても有意義でした。今日の内容をスタッフ全員で共有し、BBPをより良い方向へ導いていきたいです」と述べ、新たな目標も見出していました。

 他大学の教員からは「温かい雰囲気の中、素晴らしいプレゼンテーションや学生たちの体験談を聞くことができ、とても感銘を受けました」、「今日のディスカッションで出たさまざまなアイデアを実現できるよう頑張ってほしい」などの声が聞かれました。

(※)日本での自律学習教育やセルフ・アクセス・センターの普及・向上を目指す専門家たちによる学会

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