映像学部と京都市交通局の連携による「京都 地下鉄・バスICポイントサービス」PR映像を制作

 立命館大学映像学部の学生が、映像制作の正課授業「社会連携プログラム」にて、京都市交通局と連携し、市バス・地下鉄のICポイントサービスをPRする映像を制作。PR映像は、10月23日(月)から、地下鉄烏丸線四条駅(北改札口)および京都駅コトチカ広場(中央1改札口北側)のデジタルサイネージに掲出されています。

 「社会連携プログラム」は、企業や学外機関と連携して、具体的な目標や目的の達成を目指すコンテンツの共同開発、共同研究を行う実践型科目となります。
京都市交通局との連携プログラムは、2017年4月に開始し、今年で7年目。本連携では、若い感性による斬新なPR動画の作成と、広告制作過程の体験による学生の実践的な学びを通した人材育成を目的にしています。

 学生たちは15回の授業を通じて、市バス・地下鉄のPR映像の制作に関する企画立案から映像制作、社会発信まで一貫して取り組みました。受講生は4グループに分かれ、各グループ1作品(30秒の映像)を制作。多くの人が行き交う駅構内において、目に留まりやすいよう、趣向を凝らした作品に仕上がりました。

1. 放映開始日

令和5年10月23日(月)以降順次

2. 放映場所

(1)地下鉄烏丸線四条駅および京都駅のデジタルサイネージ※
  ※四条駅は北改札口、京都駅はコトチカ広場(中央1改札口の北側)に設置しています。
(2)京都市交通局公式「YouTube」
  URL: https://www.youtube.com/channel/UCWWJc2s88DRmg25lyK8JyHw
  ※YouTubeでは、音声有り版を公開しています。

3. 映像作品

【A班】岡本翔大朗さん(2回生)、佐用崇貴さん(2回生)、葉山いろはさん(2回生)、吉原壮さん(2回生)、パク・インジュンさん(2回生)、ショウ・ブンハクさん(2回生)の作品

制作者コメント
 実写映像ならではのインパクトを狙い、関西のおばちゃんが走って近づいてくる映像を制作しました。無音声のデジタルサイネージでも、飽きずに見てもらえるように、おばちゃん要素が感じられる吹き出しや、ポイントがコップにどんどん貯まる様子など、目をひくアニメーションを加え、「登録しなければ損」という点をアピールしています。

【B班】恒吉良輔さん(3回生)、武塙実咲さん(3回生)、奥田紗由さん(3回生)、八木田樹里さん(3回生)、米田菜々穂さん(2回生)の作品

制作者コメント
 「『もえポっ』って何だろう?」と思わせる映像を目指し、間違い探しによるインタラクティビティと3DCG(三次元グラフィックス)アニメーションでの視覚的提示により、「もえポっ」の名称普及とサービスの概要説明を試みました。また、目に留まりやすいように、ポップテイストの明るいグラフィックにするとともに、テキスト部分は、理解しやすく情報過多にならないよう工夫しました。

【C班】足立琴音さん(3回生)、東美緒さん(3回生)、山下友紀子さん(2回生)、清水日菜さん(2回生)の作品

制作者コメント
 駅デジタルサイネージで放映されることを念頭に、シンプルかつ丁寧な表現を心がけました。形状、色彩、動きの緩急に気を遣い、どの世代の方にも親しみやすい映像デザインを目指し、制作しました。メッセージ性と、簡潔・正確さを重視し、言葉に気を配った。過剰表現や、堅い文章にならないよう、バランスをとるのが難しかったです。

【D班】小田愛生さん(3回生)、門田彩佳さん(2回生)、神代隼輝さん(3回生)、鈴木愛瑠さん(3回生)、阪口萌寧さん(2回生)

制作者コメント
 交通局の公式キャラクターである『太秦萌』がバスに乗降する場面を加え、交通局の広告であることが伝わるよう工夫しました。また、太秦萌が飛び出す様子や、ICカードが回転する動きなど、アニメーションにこだわりました。BGMは、映像のテンポの良さに合うように、明るくかつ京都らしさを感じられる曲に仕上げました。

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