2017年11月19日(土)、びわこ・くさつキャンパスの最寄り駅である南草津駅の西口周辺を会場に、『第7回みなくさまつり』(主催:みなくさまつり実行委員会)が開催されました。
 本行事は「えんでつなぐみなみくさつ」をテーマに、JR新快速の南草津駅停車と東日本大震災の復興支援がきっかけで始まった、今回で7年目を迎える地域イベントです。本学も実行委員の一員として、みなくさステージ、立命館ブース、ビブリオバトルを担当し、学生団体への参加を呼びかけました。

みなくさステージを盛り上げた学生団体のパフォーマンス

陽が射す時間帯もある一方で通り雨が降ったり、秋の深まりを感じる寒い中でしたが、出演団体への応援などにたくさんの方がステージを観に来てくださいました。
「多国籍音楽サークル出前ちんどん」の学生たち
「free music circle PEACE」の演奏の様子

 オープニングセレモニーでの実行委員長による開会宣言やBKC地域連携室長の岡本教授をはじめとする来賓挨拶の後、地元の老上中学校吹奏楽部の演奏に始まり、元気いっぱいのキッズダンスやチアリーディング、よさこい舞踊やバンド演奏など、さまざまな市民グループの多彩なパフォーマンスが披露されました。
 本学からは「多国籍音楽サークル 出前ちんどん」と「free music circle PEACE」が出演しました。「出前ちんどん」は親しみやすい楽曲でステージ出演した後に、模擬店エリアを練り歩いてまつりの雰囲気をさらに盛り上げました。また、「PEACE」はバンドの最後を飾り、若さ溢れるパフォーマンスで3曲を披露しました。

SDGs出展団体の運営による立命館ブースは大盛況

立命館ブースは、10月に学内で開催したイベント「Sustainable Week」に出展した8団体が運営。各団体とも、地域の皆さんに向けて「持続可能な開発目標(SDGs)」や「Sustainable Week」のことを紹介しつつ、その取組とも繋がり来場者に楽しんでもらえるような内容をブースで提供しました。
左上:「REFLE」の工作ブース       右上:「ロボット技術研究会(RRST)」のロボット体験ブース  左下:「meRci」はスープカレーパスタを販売       右下:「ROOUTE PLUS」は遊びのブースを運営
バルーンアートを披露する「color free」の学生(奥)とSOFIX野菜を販売する「Ritree」の学生(手前)
「haconiwa」の学生は展示ブース(手前)、「Reco.lab」の学生は展示に加えて焼きおにぎりも販売(奥)

 学生たちは、国連で採択されたSDGsについて地域の皆さんに知ってもらおうと、チラシを配ったり紹介パネルをブース横に設置するなど、自身のブース運営以外にも積極的な広報に取り組みました。
 また、どのブースも子どもたちや家族連れなどで賑わい、食べ物を提供したブースは完売、おもちゃを作るブースは終了時間ぎりぎりまで子どもたちが工作を楽しんでいる様子が見受けられました。

 みなくさまつりには約2万人の来場者があり、地域のイベントとして年々定着しつつあることが伺えます。本学学生がお世話になっている南草津を盛り上げるため、今後も関わっていきたいと思います。

【参加した学生の声】
■ステージ出演と模擬店エリアの練り歩きをした「出前ちんどん」の丸山知里さん(映像学部 3回生)
 昨年に引き続き呼んでいただき、沢山の方に見ていただくことが出来ました。ステージ演奏、練り歩きともに沢山の拍手とお声がけをいただきました。演奏している私達もとても楽しい時間となりました。
■ステージ出演した「PEACE」の山本竜輝さん(経済学部 3回生)
 沢山の地域の人にPEACEの演奏を見ていただくことができ、参加したPEACE員全員が満足できるステージとなりました。演奏前に出店巡りをした際、地域のまつりならではの温かさを感じられました。
■立命館ブースを統括した「Ritree」の切田澄礼さん(生命科学部 2回生)
 私は今回のみなくさ祭りでSustainable Week 実行委員会としても参加させていただきました。今回の企画の中で、SDGsの認知度をはかるアンケート調査も行った結果、SDGsを知っている方も数人いましたがやはり認知度はまだまだ低かったです。そこでSDGsをどこで知ったのか聞いてみたところ、知っている方全員が「滋賀県で行われた何らかのイベントで知った」と答えてくださり、今年の一月にSDGsへの取り組みを宣言した滋賀県の取り組みが垣間見えたと私は感じました。このように、地域の方へアプローチするような面白い企画を今後も続けていくことが大切だと思っています。

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