• 2020/02/06
  • 被災地の人々の声をきき、被災と復興を見つめた9年と今後に思いを馳せる 2019年度 東日本・家族応援プロジェクトシンポジウム の開催
  • 立命館大学広報課
  •  立命館大学大学院人間科学研究科は、「被災と復興の証人とこれから」と題し、東日本・家族応援プロジェクトシンポジウムを開催いたします。
     「東日本・家族応援プロジェクト」は、2011年3月11日に発生した東日本大震災を受け、社会への応答責任を果たすべく、同年、応用人間科学研究科の10年プロジェクトとしてスタートしました。現地の対人援助機関との協働のもとに東北4県を巡り、被災と復興のwitness(証人・目撃者)になることを目指すとともに、これをPBL(プロジェクト型学習)として大学院教育のなかに位置づけ、地域に学びながら、地域で活躍する対人援助職者や社会に貢献する研究者の養成につとめてきました。この活動は、2018年度に文学研究科と応用人間科学研究科の再編によって誕生した人間科学研究科(博士課程前期課程・後期課程)が引き継ぎ、推進しています。
     今回のシンポジウムでは、院生による活動報告のほか、被災後の陸前高田市へ移り住み復興への“あわいの日々”に生まれた言葉を紡いできたアーティスト・瀬尾夏美氏の講演会やパネルディスカッション、立命館大学客員教授の団士郎氏による漫画トークを実施します。
     「3.11」から間もなく9年、「復興五輪」とも言われる東京オリンピックの開催を目前に控え、道路や鉄道などのインフラ部分はほぼ復旧したとされる一方、被災者の生活課題は個別化し深刻化しています。多くの方とともに、被災地のこれまでと今を見つめ、これからを考える機会になればと思います。

     プレスリリース全文は、以下をご覧ください。
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