• 2018/07/06
  • 藪中三十二客員教授と古川勝久氏が登壇 朝鮮半島を取り巻く国際関係と日本に関する現状と展望を議論する 立命館土曜講座 公開講演会「朝鮮半島をめぐる国際関係と日本」開催
  • 立命館大学広報課
  • 衣笠総合研究機構、国際地域研究所および国際関係学部は、7月の立命館土曜講座(※)公開講演会「朝鮮半島をめぐる国際関係と日本」を728日(土)に衣笠キャンパスで開催いたします。

    第二次世界大戦後、南北朝鮮が分断され、朝鮮半島は現在に至るまで休戦状態にあります。しかし、近年の東アジアにおける地政学的な変化により、新たな和平イニシアティブが芽生え始めています。実際、いま国際社会は、朝鮮半島の非核化に向けて、熾烈な政治的駆け引きを繰り広げています。南北の首脳会議、中朝会談、そして米朝会談など、関係国のリーダーたちが直接外交に乗り出しています。ここには、各国の複雑な利害関係が入り乱れ、国益のぶつかり合いが水面下で繰り広げられています。

    本講演会では、朝鮮半島問題を専門に分析し、国内外で活躍する藪中三十二客員教授(立命館大学)、古川勝久氏(国連安全保障理事会・北朝鮮制裁委員会専門家パネル元委員)らをパネリストに迎え、それぞれの立場から現状と展望を紹介いただきます。私たちはこれからの地域安全保障や南北統一の展望をどう考えるべきか、また地域秩序の再編に日本はどのような役割を果たすことができるのか、朝鮮半島の行方は、日本にどのような影響を及ぼすのか、参加者とともに考えます。

     

    ※立命館土曜講座・・・1946年から約3250回続く市民向け公開講座。故・末川博名誉総長が、「学問や科学は国民大衆の利益や人権を守るためにあること、学問を通して人間をつくるのが大学であり、大衆とともに歩く、大衆とともに考える、大衆とともに学ぶことが重要」であると提唱し、大学の講義を市民に広く開放し、大学と地域社会との結びつきを強めることを目指して設けられた。

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