聾学校生徒を対象とした第3回ミニ・オープンキャンパス開催
10月9日、障害学生支援室のサポートスタッフも多く所属する団体「つながる」の学生が中心となり、聾学校生徒を対象とした第3回ミニ・オープンキャンパスを開催しました。
ミニ・オープンキャンパスは、京都府立聾学校の生徒に「大学を知ってもらい、大学進学も視野に入れてほしい」という願いを込めた企画として2017年にスタート。3回目となる今回は、京都府立聾学校、奈良県立ろう学校、滋賀県立聾話学校より11名の生徒に参加いただきました。
冒頭、普段学生が利用している食堂で昼食を取りながら、「つながる」代表の筒井瑞季さん(映像学部3回生)から挨拶と企画の説明を受けた高校生。昼食後は、衣笠キャンパスの建物や図書館を巡るキャンパスツアーが行われ、高校生らはキャンパスの広さに驚きながらも、施設の利活用やキャンパスで学ぶ学生の様子など見学しました。
また、大学の講義を実際に体験してもらうことを目的とした模擬授業も実施。国際関係学部の中逵啓示教授による国際問題をテーマにした模擬授業は、高校生には少し難しい内容でしたが、パソコンテイクの支援を受けることや大学での授業をよりリアルに知る機会となりました。
さらに、学生によるレクリエーション企画では、自宅生と下宿生の大学生活の違いや学年別の学生生活の特徴などを紹介し、高校生が自らの進路選択を考えるときに、大学進学も視野にライフプランを考えてもらえるよう、大学の魅力を伝えました。