2019.03.06 TOPICS

経営学部生と若手校友が協働して創り上げた“初めて”の校友会入会記念品

 立命館大学校友会では、卒業式当日、卒業するおよそ8,000人の学生に「校友会入会記念品」を贈っています。その記念品を、経営学部生が若手校友とともに一から企画し、創り上げるという初めての取り組みを行いました。
 製作期間は約1年半。経営学部の八重樫文教授のゼミ生を中心とした学生たちが、校友会に向けて企画提案を行い、若手校友の意見も取り入れながら、製作に取り組みました。

校友会へのプレゼンテーションの様子
校友会へのプレゼンテーションの様子
若手校友とのディスカッションの様子
若手校友とのディスカッションの様子

 記念品を製作するうえで、大切にしたことは、「立命館らしさ」。プロジェクトメンバーの学生たちは、立命館だからこそ贈れるモノ、立命館の卒業生全員の経験に繋がるモノであることにこだわりました。
 どんなモノにするのかを考える過程で、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパス、大阪いばらきキャンパスの3キャンパスにある図書館に設置されているラーニングコモンズ「ぴあら」の空間作りにヒントを得たとリーダーである臼本菜奈恵さん(経営学部4回生)は話します。
 ぴあらは、仲間(ピア:Peer)とともに、主体的で創造的な新しい学びを実現するというコンセプトで創られた空間です。グループの人数やディスカッションや発表など学びのスタイルに合わせて、可動式のテーブルや椅子をフレキシブルに組み合わせて使用することができます。「誰もが一度は使ったことのあるぴあらのコンセプトを記念品に込めよう」そして、「様々な個性を持った人たちが“つながり“、新たなアイディアが“創造“され、仲間とともに“成長“していく」この要素こそが立命館らしさではないかと考え、記念品のコンセプトに取り入れました。

 ゼミのみんなで夜遅くまで話し合いを重ねたり、クラブの仲間と試合に向けて毎日練習に励んだり・・・卒業生一人ひとりに、一生懸命頑張った思い出があります。 そうした立命館大学での思い出を大切にしてほしい。また、就職し、一人暮らしをはじめ、結婚して家族ができて・・・卒業後の長い人生の中で、さまざまな転機を迎えます。その時々の思い出も刻んでいってほしい。
 今回卒業生に贈る記念品にはこうした想いが込められています。

 どのような記念品が卒業生に贈られるかは、3月20日に校友会ホームページにてお知らせいたします。

校友会入会記念品製作プロジェクトメンバー

<学生>
・臼本 菜奈恵さん(経営学部4回生)
・江口 琴音さん(経営学部4回生)
・末吉 春琴さん(経営学部4回生)
・東田 直子さん(経営学部4回生)
<校友>
・総務委員:田村 一也さん(2007年産業社会学部卒)
・総務委員:後藤 美奈さん(2012年国際関係研究科卒)

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