びわこ講座開講式

立命館びわこ講座が今年もスタート

 10月15日(土)びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、2016年度立命館びわこ講座が開講されました。(本学と草津市、草津市教育委員会との共催企画。)本講座はBKC開学当初から20年以上続く講座で、年度毎にテーマを設定し、草津市の方を中心とした地域の方を対象としています。
 今年度は「近江を学ぶ、草津を識る」をテーマに歴史、文学、環境など様々な側面から全5回にわたって講座を展開します。

開講式

川那邊 正 草津市教育長
川那邊 正 草津市教育長
岡本 直輝 BKC地域連携室長
岡本 直輝 BKC地域連携室長

 初回となる今回は、講義の前に開講式を実施しました。まず、川那邊 正 草津市教育長より、前日に実施されたジュニアスポーツフェスティバル KUSATSU 2016 にも触れられながら、今後の教育や生涯学習による地域の発展の展望についてお話いただきました。続いて岡本 直輝 BKC地域連携室長からは、地域の方々への日ごろからの謝意をお伝えし、今後も草津市と本学が共に発展していくことへの期待について述べました。

大津事件と児島惟謙

山崎 有恒 教授(文学部)
山崎 有恒 教授(文学部)
熱心に講義を聞かれる受講者のみなさん
熱心に講義を聞かれる受講者のみなさん

 開講式の後、早速第1回目の講義に入りました。文学部 山崎 有恒 教授にご講演いただいた今回の演題は「大津事件と児島惟謙」。史料を用いながら大津事件の歴史的背景や司法権の独立、精神医学の観点や事件後の波紋についてなど、様々な観点から歴史の裏側にせまり、「謎」を一つずつ解明していくような展開に受講者は聞き入っておられました。最後は、講義内容のまとめとして「脚本」をご披露いただき、拍手喝采で終了しました。
 次回は理工学部 川村 貞夫 教授による「琵琶湖を調査する水中ロボット」です。引き続き、大学の研究、知見を活かした講座展開を進めていきたいと思います。

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2016.10.14 NEWS

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