オートバイレーサーの埜口遥希選手が「2022 FIM Asia Road Racing Championship」第2戦で初優勝
5月27日(金)~5月29日(日)、オートバイの国際ロードレース選手権である「2022 FIM Asia Road Racing Championship(以下、アジア・ロードレース選手権)」ASB1000クラスの第2戦がマレーシアのセパンにて開催され、埜口遥希さん(産業社会学部3回生)が初優勝を果たしました。
「アジア・ロードレース選手権」は、世界へのステップアップを目指すライダーの成長や、アジア全域のモータースポーツの発展を担う国際ロードレース選手権です。今年度は全5戦10レースが予定され、海外で広く活躍してきたアジアのトップライダーが数多くエントリーしています。
埜口選手は、昨年開催された「MFJ全日本ロードレース選手権」ST600クラスで年間王者に輝き、今シーズンから「アジア・ロードレース選手権」に参戦しています。
3月にタイで行われた開幕戦では3位入賞を果たし、1000cc初参戦ながら表彰台を獲得しました。
今回、マレーシアで行われた第2戦では、レース1で2位に入ると、翌日のレース2では熾烈な先頭争いを制し、初の頂点に輝きました。この優勝により、埜口選手はランキング2位に浮上。開幕戦に続いて好結果を残し、年間王者獲得も視野に入りました。
次の第3戦は、3年ぶりの日本大会として8月12日(金)~8月14日(日)に宮城県の「スポーツランドSUGO」で開催予定です。
アジアの頂点を目指し、熱い戦いを繰り広げる埜口選手への応援をよろしくお願いします。
埜口遥希選手(産業社会学部3回生)コメント
今年から参戦している「アジア・ロードレース選手権」第2戦のマレーシア大会のレース2で初優勝をすることができ、とても嬉しいとともに、ほっとした気持ちです。今年から1000ccに乗り始めたため、周りの方々もどのような展開になるか予想がついていなかったと思います。ひとまず結果を残すことができて良かったです。
このような結果を残すことができたのはチームをはじめ、スポンサー様、応援してくださる方々のおかげであり、とても感謝しています。また、現在はランキングでも2位につけており、チャンピオン獲得の可能性も十分にあります。今後の3大会6レースで引き続き良いレースを展開し、皆様の期待に応えられるよう努めて参ります。