大阪北部地震復興支援・女子ホッケー4ヶ国いばらき国際大会を開催

 9月8日(土)~9月16日(日)、立命館大学大阪いばらきキャンパス OICフィールドにて、茨木市のホストタウン事業の取り組みと日本ホッケー協会主催による大阪北部地震復興支援・女子ホッケー4ヶ国いばらき国際大会が開催されました。

 東京2020オリンピック・パラリンピックのホストタウン登録にむけて茨木市、茨木商工会議所、学校法人立命館の3者は、「東京2020オリンピック競技大会ホッケー事前キャンプ茨木市誘致委員会(以下、誘致委員会)」を設立し、2018年4月27日にホストタウン(※1)に登録されました。
 今回、誘致委員会はホストタウン事業の一環として、ホストタウン相手国であるオーストラリアを誘致し、キッズ向けのホッケー教室や立命館大学の現役女子ホッケー部員を含む、オール茨木チームとオーストラリアチームのエキシビションマッチなど、ホッケーを通じた国際交流を行い、茨木市で世界最高峰のホッケーを体感できる機会としました。

ホッケー教室の様子
ホッケー教室の様子
オール茨木チーム対オーストラリア代表、エキシビジョンマッチ
オール茨木チーム対オーストラリア代表、エキシビジョンマッチ

 日本ホッケー協会が主催した大阪北部地震復興支援・女子ホッケー4ヶ国いばらき国際大会には、オーストラリア、アメリカ、韓国、日本4ヶ国の代表チームが参加。オリンピック国内強化事業の一環として開催された今大会は、今年、国内で観戦できる唯一のホッケー国際大会であり、また大阪いばらきキャンパスを利用し、スポーツの国際大会が開催されるのは、今回初めての試みです。大会期間中の来場者は、約4,474人となり、また、地域の子どもたちがエスコートキッズとして330人参加しました。
 日本代表チームであるさくらジャパン(世界ランキング14位)は、インドネシア・ジャカルタで行われた第18回アジア競技大会でも優勝をおさめましたが、今大会でも決勝戦でオーストラリア(世界ランキング3位)に2対1で勝利し、国際公認試合で初優勝しました。本学卒業生である佐々木 萌選手(’17文)、一谷 麻実選手(’14産社)、一谷 奈歩選手(’15産社)も本大会で大いに活躍されました。

記者会見
記者会見
応援団吹奏楽部も試合前にマーチング演奏を披露しました
応援団吹奏楽部も試合前にマーチング演奏を披露しました
さくらジャパン対オーストラリア
さくらジャパン対オーストラリア
さくらジャパンの一員としてプレーした校友
さくらジャパンの一員としてプレーした校友 佐々木萌選手(左)、一谷 奈歩選手(中央)一谷麻実選手(右)

 本事業は、茨木市ならびに茨木市に関わる企業、団体の発展につなげると共に、地域の教育、スポーツ振興に資する活動を産・官・民・学が一体となって推進することを目的に、茨木市、茨木商工会議所、日本ホッケー協会、立命館大学で取り組んできました。引き続き、東京2020オリンピックに向けて、ホッケー競技を本学としても盛り上げていきます。

(※1)ホストタウンとは、オリンピック・パラリンピックに多くの選手・観客等が来訪することを契機に、大会参加国との人的・経済的・文化的な相互交流を図り、地域活性化の推進のために登録される地方公共団体です。

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