2016.04.05 TOPICS

「2015年度博士人材リーダー養成プログラム最終発表会 兼 博士研究発表会」を開催

 3月17日(木)、びわこ・くさつキャンパス ローム記念館において「2015年度博士人材リーダー養成プログラム最終発表会 兼 博士研究発表会」を開催しました。

 「博士人材リーダー養成プログラム」は主に自然科学系研究科の博士課程後期課程生を対象とした、産業界で活躍する博士人材の輩出を目指すプログラムです。
 2015年度は、1年間を通じて、1泊2日のオリエンテーション、高度産業人に求められる知識や技能を実務経験者から学ぶ連続講座(博士人材リーダー養成講座)、分野横断型のグループワークを実施しました。

 1年間の成果報告の場である本発表会では、第1部「博士学生による研究発表」、第2部「博士人材リーダー養成プログラム最終発表」を行い、本学の大学院生や教職員の参加だけでなく、学外より博士人材リーダー養成プログラムに協力いただいた企業担当者や他大学の教員といった方々にも参加いただきました。

 第1部「博士学生による研究発表会」では、自然科学系研究科を中心に計16名の博士課程後期課程大学院生が各3分間、自身の研究内容や成果を口頭発表(プレゼンテーション)しました。その後、30分間のポスター発表も行われ、審査委員により優秀賞に選ばれた5名には発表会終了後の交流会で表彰状と副賞の図書券が授与されました。
 第2部「博士人材リーダー養成プログラム最終発表」では、2015年度のプログラム受講生6名が2グループに分かれて取り組んできた研究成果を発表しました。

 チーム「トレーニングこのままで委員会」は「競技性スポーツの実践的シミュレーションシステム -ARシステムの利用-」を研究テーマに、チーム「NEAT+」は「気付かぬうちに健康に」をテーマに、1年間の研究成果を踏まえて未来につながる提案を行いました。

 プログラムを受講した大学院生からは、「専門以外の研究テーマで他の研究科の院生とグループワークを重ねて、大変ではあったがいい経験ができた」との感想が聞かれました。

 すべての発表終了後には全発表者や講評者、審査員等が参加する交流会を開催し、各自の1年間の研究活動を振り返るとともに、今後の新たな展望に対する研究者同士での活発な意見交換・交流が行われました。

第1部「博士研究発表会」ポスター発表の様子
優秀賞受賞者の記念撮影

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