2023年7月20日（木）、衣笠キャンパス以学館にて、J1京都サンガF.C.の主将・川﨑颯太選手（産業社会学部4回生）の日本代表選出記念トークイベントを行いました。京都サンガF.C.の主将や日本代表して活躍しながら、産業社会学部の学生として学び、積み上げてきた川﨑選手の経験を同学部の学部の学生に紹介するとともに、交流の機会を持つことで、川﨑選手、他の学生双方の学びや励みにつなげようと企画したものです。

　川﨑選手はスカラーアスリートプロジェクト（※）出身で、大学入学と同時期に京都サンガF.C.のトップチームに昇格。今シーズンはJ1リーグで戦うチームの主将を務めるほか、パリ五輪を目指すU-22日本代表チームに選出されています。6月には国際親善試合（キリンチャレンジカップ2023）の日本代表にも初招集されました。

（※）京セラ・京都サンガF.C.・学校法人立命館の三者が核となって推進する、サッカーのプロ・トッププレーヤー育成プロジェクト

　講題は「日本代表・プロアスリートとして学ぶ意味」。川﨑選手が講師となり、産業社会学会学生委員の司会で、競技活動と学業のつながりや両立の仕方等の自身の経験について紹介するとともに、参加した約150人の学生たちの質問にも答えました。Jリーグや日本代表での経験談、学生生活の様子、目標とする選手についてなどさまざまな質問が上がり、川﨑選手は一人ひとりの質問に丁寧に答えていました。

　終盤、川﨑選手から「“これはゆずれない”という好きなことを見つけて、明日を生きる力にしてほしい」という熱いメッセージが送られ、学生たちは目を輝かせながらうなずいていました。