2016.11.21 NEWS

運動仕事量と認知機能の増加や持続性の関係について解明

認知機能を高めるためには運動仕事量が高い運動、特に運動強度の高い運動をすることが重要であることを発見

 橋本健志(スポーツ健康科学部・准教授)、塚本敏人(スポーツ健康科学研究科・博士課程後期課程)らのグループは、運動仕事量の高い運動、特に運動強度の高い運動を行うことによって運動後に生じる認知機能の増加が長く持続できることを科学的に明らかにしました。この成果は、アメリカスポーツ医学会誌Medicine & Science in Sports & Exerciseで発表されました。

 有酸素性運動による健康に対する効果の大きさが運動仕事量の違いによって影響されることは知られていましたが、運動仕事量と認知機能の増加や持続性の関係については、これまで解明されていませんでした。同研究グループは、運動強度と運動実施時間を変えた異なる運動仕事量の違いが状況判断能力を司る認知機能(実行機能)に及ぼす急性的な影響を検討した結果、運動仕事量の高い運動、特に運動強度の高い運動を行うことによって運動後に生じる認知機能の増加が長く持続できることを科学的に明らかにしました。

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