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Jan
THU
ツーリズムと交通の歴史的関係:ヨーロッパの事例から考える|立命館大学社会システム研究所 2024年度公開学術シンポジウム
- 開催日時
- 2025.01.30(木)13:00-16:30
- 場所
- 立命館大学びわこ・くさつキャンパス コラーニングハウスⅡ C701
滋賀県草津市野路東1-1-1 - 申し込み方法
- 本ページ下部の申込みフォームよりご登録ください。
- 問い合わせ先
- 立命館大学社会システム研究所 事務局(担当:三木・山脇)
social-s@st.ritsumei.ac.jp / 077-561-3945 (平日9:00-11:30、12:30-17:00)
近年、ツーリズムは世界中に浸透し、ツーリストは交通機関を利用して世界各所を飛び回っています。これほどまで人が楽しみを求めて各地を移動する状況は、人類史上初めてのことでしょう。歴史的にツーリズムはどのように発展し、それは我々に何をもたらしてきたのでしょうか。
そこで本企画は、交通とツーリズムの関係に焦点をあて、双方がどのように影響し合い、またそれが社会をどう変えてきたのかを歴史的事例から考えます。こうした議論は、ツーリズムを人間の歴史として客観的に見つめなおし、ツーリズムのあり方、ひいては人間社会のあり方そのものを論じる人文学・社会科学で進みつつあります。本企画ではその最新の研究成果を得るため、登壇者にヨーロッパ経済史研究で豊かな経験を持つ4人の研究者を迎え、交通およびツーリズムが日本より早く発達した19~20世紀初頭の西ヨーロッパ諸国の事例を比較します。また日本経済史研究者にコメンテーターを依頼し、ヨーロッパの経験を日本の立場から評価する論点を提示します。最後に一般参加の皆さま・学生を含めた参加者全員で、多角的に議論したいと思います。
Program
- 13:00
- 開会挨拶
大塩 量平|立命館大学経済学部 准教授 - 13:05
- イントロダクション
- 13:15
- 質疑
- 13:20
- 報告1「登山鉄道と郊外ハイキングの近代化 ―世紀末ウィーン、カーレンベルク鉄道会社の事例から―」
大塩 量平|立命館大学経済学部 准教授 - 13:50
- 報告2「近代パリの都市交通における移動手段の転換」
東出 加奈子|大阪成蹊大学国際観光学部 教授 - 14:20
- 休憩
- 14:30
- 報告3「世界の海をパッケージ化する―Hapagツアーの展開 1891-1914年―」
森 宜人|一橋大学大学院経済学研究科 教授 - 15:00
- 報告4「戦間期スイスにおけるツーリズムの変容と交通」
森本 慶太|関西大学文学部 准教授 - 15:30
- 休憩
- 15:40
- コメント「論点の開示」
髙嶋 修一|青山学院大学経済学部 教授 - 15:55
- 討論と総括
- 16:25
- 閉会挨拶
金丸 裕一|立命館大学社会システム研究所長
立命館大学経済学部 教授 - 16:30
- 閉会
- 参加費
- 無料
- お問い合わせ先
- 立命館大学社会システム研究所 事務局(担当:三木・山脇)
social-s@st.ritsumei.ac.jp / 077-561-3945 (平日9:00-11:30、12:30-17:00)
主催:立命館大学社会システム研究所
後援:立命館大学経済学会、京都新聞