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女性たちは戦争にどう向き合ったか ―女性記者・竹中繁のつないだ日中のひとびと|立命館大学社会システム研究所 2025年度公開学術シンポジウム
- 開催日時
- 2025.10.4(土)10:00-16:00
- 場所
- 立命館大学大阪いばらきキャンパス B棟3階 B374
大阪府茨木市岩倉町2-150 - 申し込み方法
- 本ページ下部の申込みフォームよりご登録ください。
- 問い合わせ先
- 立命館大学社会システム研究所 事務局(担当:齋藤・山脇)
social-s@st.ritsumei.ac.jp / 077-561-3945 (平日9:00-11:30、12:30-17:00)
1930〜40年代、満洲事変から日中戦争へと突き進む激動の時代に、日本と中国の間で国境を越えた理解と対話を求め続けた女性たちがいました。彼女たちは、困難な時代状況のなかで、日中の人々の共感とつながりをいかに築こうとしたのでしょうか。そしてどのような葛藤を抱えていたのでしょうか。
今回のシンポジウムでは、当時の女性たちの営みに光をあて、ジェンダー史の視点からその役割を読み解きます。過去を見つめ直すことで、現代に生きる私たちの在り方をも問い直す機会としたいと考えています。一般・学生の皆さまも、どうぞお気軽にご参加ください。
Program
- 9:40
- (開場・受付開始)
- 10:00
- 開会挨拶
金丸 裕一|立命館大学社会システム研究所長/立命館大学経済学部 教授 - 10:10
- 報告1「竹中繁と月曜クラブ・一土会
―1930~40年代の女性たちのつながり」
須藤 瑞代|京都産業大学 国際関係学部 准教授 - 10:25
- 報告2「高良とみの「戦争協力」
―アジアとの連携を模索して」
藤井 敦子|立命館大学社会システム研究所 客員研究員 - 10:40
- 報告3
「月曜クラブに参加した女性作家たち
―田村俊子、野上弥生子、林芙美子を中心に」
山﨑 眞紀子|日本大学大学院 総合社会情報研究科/スポーツ科学部 教授 - 10:55
- 質疑(報告1〜3)
- 11:05
- 休憩
- 11:15
- 報告4「女性キリスト教者の平和運動と戦争
―久布白落実を中心に」
石川 照子|大妻女子大学 比較文化学部 教授 - 11:30
- 報告5「月曜クラブと東京朝日新聞中国専門記者
―大西斎、太田宇之助を中心に」
島田 大輔|公益財団法人東洋文庫 奨励研究員 - 11:45
- 質疑(報告4〜5)
- 11:55
- 昼休憩
- 13:00
- 報告6「女性が担った留学生支援
―服部升子と「日満文化学会」「大亜細亜婦人聯盟」」
杉本 史子|立命館大学 文学部 非常勤講師 - 13:15
- 報告7「婦人平和協会中日親善委員会
―戦時下におけるもう一つの日中女性交流の場」
清水 賢一郎|早稲田大学教育・総合科学学術院/教育学部複合文化学科 教授 - 13:30
- 質疑(報告6〜7)
- 13:40
- 休憩
- 13:50
- 報告8「銃後女性の加害性という視点——加納実紀代と『銃後史ノート』(1977-1985)から」
峯 桃香|立命館大学 博士課程後期社会学研究科 応用社会学専攻 - 14:05
- 報告9「中国から見た日中女性の”親善”」
姚 毅|大阪公立大学 客員研究員 - 14:20
- 質疑(報告8〜9)
- 14:30
- 休憩
- 14:40
-
コメンテータ
胡 澎|中国社会科学院日本研究所研究員 教授 - 14:55
-
コメンテータ
石月 静恵|桜花学園大学 客員教授 - 15:10
- 総合討論
- 15:50
-
閉会挨拶
藤井 敦子|立命館大学社会システム研究所 客員研究員
- 参加費
- 無料
- お問い合わせ先
- 立命館大学社会システム研究所 事務局(担当:齋藤・山脇)
social-s@st.ritsumei.ac.jp / 077-561-3945 (平日9:00-11:30、12:30-17:00)
主催|立命館大学社会システム研究所
後援|立命館大学経済学会、京都新聞