笠縫東学区まちづくり協議会健康リーダー研修~五感を刺激して呼吸を整えて認知機能を高める~
2019年12月13日(金)、スポーツ健康科学部 寺田昌史 講師による「認知機能を高める秘宝を求めて~五感を刺激して呼吸を整えて認知機能を高める」をテーマに、草津市笠縫東学区まちづくりセンターで健康リーダー研修が行われました。
健康リーダーの育成事業
笠縫東学区まちづくり協議会が開催している、健康リーダー研修(全8回)のうち、12月~2月の3回の講座を本学の教員が講師となって担当いたします。
笠縫東学区の健康リーダー研修は、各参加者が講座で学んだことを、地域の皆さんに共有、還元することが期待されています。今回、夕刻の時間にも関わらず、21名の参加者が受講されました。
作業記憶(頭の中でものごとを考える時に使う記憶)テストから始まった今回の講座では、認知症の予防となるポイントをいくつかお伝えしました。五感を鍛えることが脳の栄養素になること、ウォーキングやグラウンディング(しっかりと地面に立つこと)の重要性、食事の刺激が脳の刺激につながること、そして呼吸の大切さ。受講生の皆さんは、スライドを見ながら真剣に聞きいっていました。
講座の終わりには、呼吸を意識したエクササイズもお伝えし、受講生が体験しました。身体に負担がなく、寝たままの姿勢で行えるものもあり、皆さん喜んでおられました。
1月は、スポーツ健康科学部 真田樹義 教授、2月は、同じくスポーツ健康科学部 橋本健志 教授の講座予定です。
「健幸都市くさつ」をうたう草津市住民の皆さんに、こうして健康増進の活動の一助となる講座を開催できることをうれしく思います。今後も、地域一体となって取り組んでおられるこのような講座に参画し、地域の健康増進、活性化にも貢献していきたいと思っています。