玉川小学校 薬物乱用防止 スペシャル授業 ㏌ BKC
2月13日(木)、びわこ・くさつキャンパス(BKC)にて、近隣の草津市立玉川小学校6年生を対象としたスペシャル授業 in BKCが行われました。
BKCでの体験授業や構内施設の見学、学食体験を通じて「大学」の雰囲気を感じてもらい、大学進学のキャリアを考える機会の一端ともなっているこの企画は、大変好評をいただいております。
~薬学部 正木聡 助教による薬物乱用防止授業~
「自分を大切にしよう~薬物の害について~」をテーマに開催された授業では、児童の皆さんは普段とは違う大教室での講義に、真剣ながらもどこか嬉しそうな表情でした。身近なところにあるタバコとお酒の害についても、未成年には悪影響を及ぼすことをメモを取りながら一生懸命聞いていました。また、自分には関係がないと思いがちな薬物の危険性を、小学生の時期に知ることができる機会は、とても重要であり大切です。授業を受けた児童の皆さんは「タバコの害がよくわかった」「薬物には関わらない」と感想を述べていました。
■薬学部実習室
実習室では、手袋、マスク、白衣を着用し、身近にある市販薬と普段口にすることのある飲料を使って、実験を行いました。試験管の中で起こる泡立ちや色の変化に驚きながら、薬は水で正しく飲むことの大切さを確認していました。また別の実習室では、薬品の並んだ棚をまじかに見たり、模擬薬局の説明を聞いたりと、初めて入る実習室で薬学部学生が実際に使用しているロボットや設備を見ることができ、貴重な時間となりました。
■インテグレーションコア施設見学
インテグレーションコアでは、スポーツ健康科学部学生による案内のもと、さらに少人数にわかれての施設見学となり、最先端の設備やさまざまな装置を目の当たりにし、興味が深まった様子でした。
■AIOL金山英幸 先生による3Dプリンター施設見学
3Dプリンターによる工作体験を見ながら、ここでも学生と児童との交流が生まれていました。様々な質問が飛び交い、そのつど学生が答えるという有意義な時間でした。
最後に行われた学生と児童との交流会では、グループごとに活発な意見の交換が行われました。小学生にむけて、日頃の勉強の仕方やスポーツや習い事への取り組み、学生が小学生だったころの話など、どのグループも盛り上がっていました。一日同行した薬学部学生は、「自身の大学での学びの成果や意義について、振り返るいい機会となりました。」と感想を述べ、児童だけでなく、本学学生にとっても貴重な体験となっていることがうかがえました。今後も大学ならではの学びをいかした取り組みを実施していきたいと考えています。