3月31日(金)、立命館大学 大阪いばらきキャンパス(OIC)、分林記念館1Fワークショップフィールドにて「steAm Playground 1day Camp ~Basic研修~」が開催されました。

 steAm Playgroundとは、参加するみんなで作り上げる<STEAMの遊び場>。株式会社steAmの代表を務める中島さち子氏をはじめ、他大学の教授、学生らが講師を務め、本学の学生らを対象に(一部一般参加)、STEAMのBasicリテラシーを学べる1day講座を実施しました。

中島氏がプロデュースする2025大阪・関西万博パビリオンの一つ「いのちの遊び場 クラゲ館」(通称:クラゲ館)のパートナーとして本学が協賛していることから、本学学生は特別に無料で受講することができ、貴重な学びの機会となりました。  そもそもSTEAM とは、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)またはLiberal Arts(教養)、Mathematics(数学)の5つの頭文字を組み合わせた言葉で、いま世界中で従来の理系や文系といった枠を横断して学び、問題を見つける力や解決する力を育む「STEAM教育」が、総合的な教育として注目されています。  今後STEAMのひろがりや発展には、ツールの知識を備え、学びに寄り添うことのできる「STEAMメンター」が求められていることから、本講座を開催。本プログラムを修了し、要件を満たした後は、小中高生などのSTEAM教育の現場でsteAmBAND公認メンターとして活躍するチャンスも与えられます。  今回のBasic研修では、1日かけてSTEAMとは何かを理解し、3Dプリンター+Tinkercadモデリングのほか、SPIKE™プライム、VIVIWARE Cell、SPACEBLOCK® といったツールについて学び、思い思いの作品を創りました。当日はテレビカメラの入るメディア取材もあり、行政関係者も視察にみえた本プログラム。参加した学生たちも、ワクワクにあふれた真剣なまなざしでレクチャーを聞き、試行錯誤しながら製作。最後は自身の作品についてのプレゼンタイム。意図や、「本当はこうしたかった」、「もっと時間があればこうしたい」など熱い思いを語りました。  今後、さらなる専門性を持ったアドバンス講座も開催予定とのことですので、本学でも引き続き協力していければと思っております。

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