2024年2月1日(木)、立命館大学大阪いばらきキャンパス(OIC)にて、万博学生委員会「おおきに」のコアメンバーを対象にしたワークショップが開催されました。

 2025年4月に開幕する大阪・関西万博への関わりを目指し、2023年4月に発足した「おおきに」も間もなく一周年を迎えます。OICをはじめ全キャンパス、全学部から総勢120名ほどの学生が名を連ねる「おおきに」。現在は広報班、食班、環境班、多様性・異文化理解班など10のグループが存在しており、代替わりの真っただ中。昨年末に開催された「万博基礎講座」で、大阪・関西万博の「い・ろ・は」を学んだ彼らが「万博会期中に、万博会場で一体何ができるのか?」目標を明確に定め、その目標に向かって行動できるようにと今回のワークショップが企画されました。

 各班の代表を含む約30名が参加したワークショップ冒頭では、OIC学生オフィスの職員が今回のワークショップの目的のほか、万博会期中までのマイルストーンとなるイベントについて説明。その後、アイスブレークとして「気になる人」「話したことのない人」との交流タイムを経て、ワークショップがスタートしました。



 午前中の第一部は、スポーツ健康科学部の山浦一保教授を講師にお迎えし、「明るく意志あるチームづくりに向けて」をテーマに、リーダーシップ・フォロワーシップ・チームワークについての研修を行いました。前半は、カードに書かれたヒントを元に、班ごとにメンバーで話し合いながら一つの地図を完成させるというワークショップ。各班活発なディスカッションのもと、地図を仕上げていきました。後半は、グループワークを振り返りながら、組織心理学からみたチームのマネジメントなどについて学び、 講義の最後には、D.カーネギーの言葉が紹介され、山浦教授によるワークは終了。お昼休憩を挟み、午後の部が開幕しました。



 第二部の講師は、昨年のBKCウェルカムデーでも大人気を博した「お祭り通貨『mocca』」の企画・発案者である株式会社midica代表取締役の西川聡志氏。起業のきっかけや、事業化のプロセス、実際にとったアクションなどについて語っていただきました。社会課題に取り組む上で、「好き」という気持ちや「自分らしさ」、人を巻き込む「パッション」が大事といった熱のこもったお話に、学生たちも刺激を受けたのではないでしょうか。



 最後は、この日のワークや講義を受け、各班の取り組みを今後どう展開していくのか?などについて班ごとに議論する時間が設けられ、各班代表者が発表。それぞれ別の班からのフィードバックも貰い、今後さらにブラッシュアップを図っていきます。



 万博会期中に会場で実施したいワークショップを、班ごとに考案・プレゼンするという学内企画「万博チャレンジコンテスト(2024年2月/3月開催)」参加も視野に入れての今回のワークショップ。4月には新入生を迎え、新メンバーも加わることが想定されます。リーダーシップ、フォロワーシップを発揮し、「おおきに」のさらなるメンバー増員と活動の活発化を目指します。

※メインビジュアルのポーズは、学校法人立命館が協賛している大阪・関西万博のシグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のメンバーで考案されたクラゲポーズです。

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